相模湖練、尾根幹大爆発

今日もみかんで相模湖へ向った。この寒いのに毎週自転車で相模湖に向うなんて頭がおかしいなと我ながら思う。
だが今日いつもとちょっとだけ違っていたのは、前に二人組みのサイクリストがいたことだ。正直体重が軽くなってから?ゆるい坂の上りはそれなりに行けるなと思っていた。だがやはり世の中には速いやつには事欠かないもので、尾根幹の入り口の平坦で抜かれると自分と変わらないペースで坂を上っていくではないか。ここで一念発起し追いかけようとするが件の二人組みは割りとパワフルな加速を見せて引き離しにかかられ反応するにはしたがまだシーズンこのタイミングでそんなに攻めなくていいかと言い訳しているうちに信号のタイミングで逃してしまった。

いつもだったらここで終わるはずだったのだが、これまた信号タイミングの妙で例のながーい坂道の手前で背中を捉えてしまったのだ。別にスプリントをするわけではないが背中が見えると俄然やる気がでる。全線ダンシングで前のライダーを捕らえ頂上手前で抜き去った。もちろん振り返りはしない。気分はアームストロングだ。(このたとえはなんというか、もはや地雷だが・・・)

つまり、ヒャッホーウ最高だぜ!

が、そこで足を使いきったのでその後の下りであっさり交わされしかも信号を無視してすっ飛んでいったのでその後どうすることもできなかったのだがここまでの激闘が後々まで尾を引くことになる。

正直自分は100km走るからとあの手の輩の(正統派ロード選手の?)スタイルで勝負しないことが多い。だから前半で足を使った場合に後半どういうことになるのか良くわかってなかったのだが相模湖を経由して高尾を登り返して東京に帰ってくるころには明らかにスピードが上がっているのを感じていた。補給のポイントを変えたからかもしれないが、その後の巡航の感覚が足からリミッターが外れた感じでスピードと引き換えにエネルギーがどばどばでているのを実感する程度の走りになってしまい家に帰るともう疲労困憊。歯医者にだけは行ったがその後はたまらず仮眠。1年目を思い出す困憊ぶりだった。

まさに大爆発。尾根幹、おそろしい。

107km。