SEIKO5

最近家で夜酒を飲むことがまた増えてきたが、その際何故か後日amazonから何かが届くことが多い。もちろん酔ってぽちっているからなのだが、今回おくられてきたのはSEIKO5.もちろん日本のセイコーが作る時計だ。何でコレを買ったのか、酔っていたのでブラウザ履歴から調査したところ

Gene Kranz

NASA アポロ13のフライトディレクターをしていたことで有名なクランツ氏は、そのキャリアを通してSeiko 5 model 6119-8460 を使用し続けていたというのだ。

どうもこの記述に従って買ったようだ。そういえばそんな気がしてきた。もちろんセイコーは世界的な時計メーカーだがその中でも「5」はお世辞にもフラッグシップとは言いがたい。だがいかにNASAの地上職員が安月給だからといってクランツ氏がオメガが買えないわけはない。職業柄フライトディレクターの声は神の声なので、彼が5>オメガというのならばひとつ買ってもいいかと言う事になったようだ。

ちょっと前に届いていたのだが今日バンドを調整し使い始めたが正直色々と思うところはある。当時と今では背景も違う。しかし時計がただ便利なだけの道具ならば機械式時計は要らない。その意味で期せずして機械式時計の意義をこの時計から教えられた気がする。なぜ彼がオメガではなく5を使用したのか。

それってつまり、そういうことだよ。オペレーショナルなエンジニアにはすべからくこの時計を使用(所有ではない、使用である)することをお勧めする。

だが時計を買い換えるたびに単価が下がっているのは嘆かわしいなあ。