ロガー旅マイナスドリブン

ふとGPSログを眺めていると特に車のログで千葉県が手薄な事が判明した。判明した、などと白々しく言っているが、そもそもGPSログを本格的に導入したのは自転車のGPSが最初でその頃には千葉県と言えば自転車で走るところであり、車で走る事にいっさい価値など見いだせなかったのだ。

だが県外に転出しすかした都民(笑い)を気取ってみると逆に千葉県が遠い事に気付く。首都高はまさかの900円だし、最寄りのインターから入ると中央道の料金まで余計にかかる。そして東関東道千葉東金道路となると足が遠のくのも仕方ないところだ。

そうかーだから今ひとつ千葉県ってもりあがらないんだなぁ。都民に取ってはどうせ行くなら神奈川や埼玉の方が近くて楽しいもん!なーんて千葉出身でなければ言い放ちおもむろに秩父にでも向かうところだが千葉人としてはそうもいかない。

というわけで今日は勢いで千葉観光ドライブに出かけることにした。いつもながら開始は超おそ。まとめると
1.加曾利貝塚
今時代は縄文ですよ。縄文土器って自分で作れと言われるとかなりトリッキーな形状だし無理だと思うんだよね。縄文人なかなかやるなって思うんだよね

2.大多喜城
今時代は本田忠勝だよね。って無理があるか。城は再建されて博物館のようになっているが外観だけで十分に楽しめた。おそらく中に入るとアレなんだと思う。経験上。

3.千葉外房道路
一般の方はこのなんの変哲もない有料道路を観光ポイントと認識されないという事は重々承知している。その上で千葉県の、道路遺産としてのこの有料道路に一票を投じたい。料金所ではETCなどというものは使えない。今時現金精算。そして有料道路区間はごく短く本当に抜け道として機能しているんだとわかる。東総有料道路と並んで千葉の有料道路の双璧をなす千葉らしい有料道路と言えよう。

欄外
熊野神社神水
房総の真ん中近くにある熊野神社は名水100選に選定された名水ポイントがある。だが一般的に想像される名水のイメージとは裏腹に、環境省の選定したこの名水は”そのまま飲めるわけではない”。というのも”ただの川の水”や”ただの滝の水”も名水100選に入っているのだ。それがなければ有料道路に代わりランクインだった。惜しい。

比較的文化的側面に重点を置いたドライブになってしまったがだいたい300kmほど中房総を走り最後はおなかいっぱいだった。







実はその後ローラーに1時間乗り、かつ真夜中の多摩湖へ16kmもランニングしたのだが、それはもう別世界でした。頭おかしいわ。いろんな意味で。