AUS day5

シドニーの空港のカフェで朝ご飯を食べると(俺はコーヒーだけで精一杯だったが)つづいて乗り換えになる。この乗り換えが4時間近くあってとにかく長い。ツレは相変わらず調子が悪そうだし、なにより搭乗口のはずのゲートにまてどもまてども期待した便名が表示されない。しびれを切らしてカウンターにききにいったらゲートが変更になったよ、と。その直後にアナウンスがあったが俺がイライラしていたのかこれがオージーのやりかたなのか。
そこからのフライトは座席の幅に夜行便より余裕があって少しは快適だった。眼下に広がる赤土の大地。とにかくとんでもないところに来たという感想しかなかった。
エアーズロック空港に降りたると今夜の宿まではバスでたったの5km。これはまさにエアーズロックのために作られた空港なのだ。もちろんそういう用途の空港だから作りはかなりコンパクト。石垣島とか屋久島の空港を思い出す。宿に着くとチェックインが1500でツアーが1450と言われる。ということは・・・荷物を預けておけ、というのだが、何しろこっちは13時間にわたる(笑い)フライトで汗だくのよれよれになっている。これで観光かぁとも思ったがなんかおかしいなと思ってツアー会社に電話してみたらエクスキューズミーといった時点で日本語で大丈夫ですよ、と言われた。そんなに日本人ぽかったか。結局色々といままで知らなかった情報を得ることができたが、これはアブなすぎる。この手の情報は事前にもらわないと危なくてしょうがないのだが。ひょっとしたら何かこっちが間違っていたのかもしれないが、とにかくこのいい加減さには驚かされる。で、これは翌日最後の最後まで驚かされることになる。

まずはエアーズロックとは少し離れたカタジュタというところを観光。こちらはエアーズロックよりは知名度は低いのだろうが、それでもサバンナのような赤茶けた大地に突如現れる岩の固まりは何じゃコリャァという感じだった。バスツアーは日本語ガイドつきだったので内容もわかったしまずまず。
最後にウルルの夕暮れを眺めながらシャンパンとつまみで乾杯。駆け足だったけど大満足。
ホテルの部屋も結局この旅の中で一番広かった。
夕ご飯はBBQにした。カンガルーの肉とエミューのソーセージを堪能。セルフサービスだったがこの場所ではそれでもいいような気がした。カンガルーは赤みの奇麗なさっぱりとした肉だった。エミューはちょっと癖があるようにも思えたけれどまあスパイしーなソーセージ。
翌日超速いので早めにおやすみzzz