勉強する習慣、勉強する動機

今年も秋の情報処理試験の申し込みが始まったので反射神経的に申し込みを試みた。何を血迷ったか申し込んだのはITサービスマネージャー。まあ一番現在の職種に近いと言えば近いのだが、そもそも今までの試験において仕事に直結するかどうかという観点で試験を選んだ事は一度もない。

試験じたいには細やかな自己満足があるだけで、その本質にあるのは試験を通して体系的に勉強をする機会を作る事、目標を作る事により勉強の密度やレベルをあげること、であり勉強するのは”勉強したい事”なわけだ。仕事に役立つとかそういうことは仕事でやればいい。一見不合理なようではあるが人間の心理などというのははなから合理性のかけらもない。

そもそも日常の不合理に対して細やかな抵抗であるべき勉強という神聖な行為を合理性によって規制してしまってはやりきれないではないか。

モチベーションとは理屈ではなく心の底から湧き上がるべきなのだ。