リベンジ鈴鹿8耐

7:00ごろ

おきて朝ごはんを食べると高速に戻り伊勢湾岸道にのる。朝ごはんもしょぼかったが。。。知らないICは緊張するなあ。その後一路鈴鹿へ。道はまあ空いているといってよかった。高速を降りてからも止まるのは最小限でサーキットに到着。

8:30ごろ 
一昨年と大体同じような場所に隼を止めるとここでジャケットメットをバイクに残しスペシャルアイテム1:メッシュの帽子を被りスペシャルアイテム2の強力日焼け止めを塗りたくる。次に最寄の自販機でドリンコを買う。一本目はアクエリアス。たぶんだけどなんかこの場所に自販機があるのって8耐期間中だけな気がするんだけども。
サーキットに入るとエキゾーストが響いている。きっとフリー走行だ。だがここで焦って観戦したりはしない。体に熱をためないように移動は亀のようにゆっくりと。だ。

人の入りはまばら、というところ。まずはシケイン前に陣取る。ここだとスターティンググリッドが見えるのだ。130Rのほうに一旦歩いていったがいい写真が取れそうなロケーションは完全な日向。死んじゃうのであえなく退散。基本的にはクーリングエリア(ミスト)とレストスペース(日陰のベンチ)があるところじゃないと逃げ道がない。

10:00ごろ
11:30スタートだがセレモニーはなんと10:30から始まる。ベンチに座るとあまりの暑さにくらくらする。ミストに逃げ込み、戻りを繰り返すがスタートが近づくにつれて席を離れるのもアレなのでスペシャルアイテム3の霧吹きで水を全身にふりかけながら観戦だ。
しかしじっとしていると暑さに耐えられない(主に心が)なので買い物に出かけた。今回は荷物の都合で一昨年もらったTEAMSUZUKIの小さな旗しかもっていなかったのだ。というわけでこれまた一昨年と同じくSUZUKIのオフィシャルショップでTEAMシャツとヨシムラフラッグ(中)を購入。帰り道にアクエリアス1Lのペットボトルを買う。

11:00ごろ

全く食欲がなくむしろちょっと気持ち悪いくらいだったが食べないとより大変なことになるのでとりあえずカレーを食べることにした。そのほうが食が進むだろうと。そしたらあー目に付いてしまいました!そう、カツカレーです。胃がもたれているときに食べたくないものNO1にランクされる代物だがレース前にカツカレーを見るともう誘惑に勝つことはむずかしいだろう。一番いいのが見ない聞かない思い出さないことなんだけど。そんなわけでカラッカラの炎天下カツカレーをかき込むといよいよ11:30スタート。結構遠いけど、耐久スタートを見るのは初めてだから新鮮だった。あれはすごいな。すごいなあれは。ひとがありようにバイクにむらがったかとおもうと、ゼロすたーとからバビューンと1コーナーになだれ込む。そしたらヨシムラが早い。テンションMAX!!激しくヨシムラの旗を振る!(これが凄い不思議な光景で、カタカナでヨシムラって書かれた旗を振るシチュエーションがここでしか思い浮かばない。むしろガイジンか?っていう) しかしわずか3周で2位に転落、その後もズルズルと順位を下げる。。。テンションMINIMUM...


12:00ごろ

ちょっと写真が取りたいなと色気をだしてヘアピンに向う。本日の機材はよせばいいのに500mmF8一発である。ヘアピンに陣取ると入り口上から激写。だがフレームインが精一杯。だめだ。もう今日はだめだ。おまけに暑くて暑くて若干熱中症的に思えて来た。心拍数が・・・コワさのあまり撤退を決意。わずか15分くらいしかいなかった。これでもう今日の命運は決まってしまった。写真を撮るテンションじゃない。

13:00ごろ

気温がMax近くに達する。とてもじっと見ていていられない。というわけでサーキットを回り始める。とはいえ重い荷物を持っての行進は疲れる。しかし久しぶりにゆっくりと鈴鹿を回った気がする。昨年来たときは自分がレースする側だったからゆっくりはできなかったし、一昨年はとても一周という状況じゃなかった(決勝も見られなかったし)。その前は、となると2008年のSuperGT当たりだろうか。懐かしいわけだ。

ここでA席、C席、S字、逆バンク、ダンロップ、あたりをふらふらと渡り歩く。暑いけど少し風が出てきて高台の見晴らしのよさとあいまって結構爽快。途中小さなタコが入った宇宙人焼きを購入。これが屋台にしては、うまい。逆バンク上にあった焼き鳥も買う。こっちは壮絶にまずい。信じられないくらいまずい。くちなおしにスプライト缶を買う。たまーにのみたくなるんだよな。スプライト
S字逆バンクは見所が多くて、ライダーごとにラインもスタイルも違う。早いライダーはベターっと寝かせて、スパッと切り返しすぐにまたスパッと寝かせ返す。そしてまたベタッーー。いや〜オートバイレースって本当に、いいものですね。

15:00ごろ
西ストレートからスプーンに向うのを最後の良心を総動員して中止。そもそも西ストレートって普通にいけるのかな?少なくともスプーンには反対からしかいけなかった気がする。そしたら急に眠気が襲ってきた。レストスペースに腰掛けてカートランドを横目にうつらうつらしていると、寝てしまったようだ。相変わらず暑いが、ほほをなでる風が気持ちいい。日も大分傾いてきて、さすような日差しというわけではない。しかし、きつい!コカ・コーラ製品はもうあきたのでポッカのSAVASをチョイス。もう何リットル目だろう。

17:00ごろ
既にヨシムラが脱落していたので応援に張り合いがなくなってきた。正直最近のCBRはデザインがいまひとつ。。それならまだヤマハのほうがいいかなとおもったが、SUZUKIのもう1チームENDURANCEは比較的好調。ヨシムラの赤黒から日和見て買ったSUZUKIのチームシャツがまぶしいぜ。

18:00ごろ
今日最後の撮影ポイントを探して移動を開始する。やはり印象のよかったS字か逆バンクあたりだなとめぼしをつける。空いていることは空いているけど、、、カメラ野郎が立って撮影しているのが邪魔だ。しかしダレも注意しない。こどもが走り回っている。これも8耐ならではだろう。普通のサーキットではここまで野放しになることはない。ていうかカメラ野郎もうちょっとなんとかならないのか?まだ明るかったが日が暮れるかくれないかのライトに照らされた絵がほしかったのでここはあえて我慢することにした。

18:40ごろ
ライトオンする。散々我慢してここで撮影開始だ!とおもったら既に暗すぎてピンが来ない。もともと暗いレンズだもんな。えっそんな落ち?この時点では既にSUZUKI ENDURANCEも転倒で遅れ、BMWが2位という悪夢の展開。SUZUKIが勝てないのは仕方ないけれども外車が勝つのは完全してほしいよ。

19:30ごろ
ちょっと前に逆バンクを引き払ってシケイン下に移動する。ちょうどチェッカーが良く見える位置だ。バイクはあまり識別できない。だが問題ない。どうせ暗くてバイクはあまり識別できないのだ。暗闇の中でどのCBRが(CBRだとわかるのは結構な玄人だと思うけど)MORIWAKIなのかTSRなのか区別付くやつなんていないだろう。そしてチェッカーが降られ、フィニッシュ。全車パレード走行にはいる。花火が打ちあがることは知っていたが、それがいつなのかわからないから帰途についた。明日は仕事だし。。。

帰り道に花火が打ちあがるのが見えた。うんうん良く見える。結果オーライです。ヨシムラの旗はポールを処分して持ち帰り。パッキングは苦労したというほどではないがタンクバックはパンパンです。

19:50ごろ
一般道に出る。20:05頃給油。直後に鈴鹿ICから流入する。
伊勢湾岸道は横風が異様にきつい。他のバイクは大丈夫なのかと心配になってしまうが、かなりのペースで抜かしていくバイクがあったからひょっとしたらうまい人は大丈夫なのかもしれない。。。帰りは東名を使うことにした。中央は空いているのはいいのだが疲れた体にワインディングはちょっとやだなということで。途中まよったが新東名を使うことにした。結局静岡付近で給油+間食で1ストップした以外には止まることなく大井松田のいつもの渋滞は御殿場から富士五湖道路経由の中央道というそれなら中央道でもよかったんじゃないというルートで国立府中で流出。

25:00ごろ
自宅に着。5時間で走りきった。
とにかく病院のお世話にならずにバイクで8耐に行くことが出来てとてもうれしい。東京に帰ってきたときにはちょっと感動的ですらあった。ただ、来年行きたいかといわれると、とてもムリだ。地獄だった。皆様には本当にお勧めできない。