おふろの王様

とにかく寒い。家の中にいても寒い。こんな日は引きこもるに限る!と思ったが206ことウチの猫が修理から上がったらしいので今日とりに行かなければ次はいつ?ということでとりに行くことにした。既に午後のいい時間ではあるが。さて、世田谷まで行くとなると電車で新宿まで出て折り返して千歳船橋まで、乗車1時間、という非常にストレスフルな行程になってしまう。じゃあ自転車でいこうや、そんなに遠くないし!と思い立ったのが運の尽きクソ寒い中世田谷砧まで片道のショートツーリングとなった。積み込みはどうかなと思ったがあっさりと収まって特に荷崩れとかもなかった。荷造りのテクが向上したのかウチの猫が高性能なのかわからないが良いことだ。

さてようやく隼ライダーからネコライダードライバーにクラスチェンジが完了したので、まず最初にしたかったことは、そう、おふろにいく、です。別に自転車だろうと隼だろうと歩きだろうとお風呂に行くことはできるのだが、この季節、特に夜に行こうと思ったら考えただけで寒い。心臓麻痺りそう。。

ということで、クルマでもよりのスーパー銭湯おふろの王様花小金井店に向うとなんと入り口で車が行列している。まあ、車だし暖房が効いているから大丈夫だねとなにも考えずにカーステレオで音楽を楽しんでいたわけだがすぐにその考えが甘かったことを思い知った。なんていうか、通勤時間帯の電車の駅のような混雑。お風呂に入ろうとしても入れない。そんなのありかという程度。ただ珍しいおふろも多くてたとえば平らな岩にかすかな傾斜が付いていて、そこに寝転ぶと床暖房のように背中だけあたたかいというお風呂。これ、想像つくだろうか、あるいはいつまで覚えていられるだろうかわからないが、露天なのだ。露天で全裸、この厳寒期ですよ、それで背中だけは十分温かい。背中以外は全て寒い。とても寒い。なにこれ?罰ゲーム?露天風呂はこの寒さだとちょうど良い湯加減だったがちょっとのぼせても涼もうと立ち上がると約1.5秒で凍死するぅって気分になるから不思議だ。金払ってこのプレイとは。しかし敢えて総括すると人生で最も混雑したおふろであった。

そこが王様!?