北海道隼ツーリングDAY6

台風の中目覚める。朝ごはんを食べながら考えるが、とりあえず納沙布岬は諦めて内陸方に、というアバウトな方針とする。宿を出るとすぐに硫黄山というスポットがある。硫黄で黄色くなった岩場から触る気がしないほど凄い勢いで蒸気が噴出すスポット。あたりには当然気が生えていないため砂地だ。まあこういうのは全国各地で見るが平地に近いところでこれは珍しい。次に摩周の展望台に行ったが川湯側の展望台は完全な霧。登るにつれて白くなっていく様子は非常に残念感が漂う。だが登ってきてしまったのだから反対から降りるしかないだろうということでだめもとで弟子屈側の展望台まで行くとそこで湖面をのぞむことができた。確かに神秘的だ。流れ込む河も流れ出る河もない湖。周りを山に囲まれて湖面まで降りられる道はありそうにない。吹き付ける風は冷たく厳しい雰囲気が漂う。中国人韓国客が少し多いような気がした。

摩周市街を経由して今度は屈斜路湖を見るために美幌峠に向う。しかし土砂降りでガスも出て美幌峠は真っ白。反対側は風も強くこれ以上あれるようでは美幌や北見にはいけないなとレストハウスでしばし休憩を。天候が回復する気配がなかったので諦めて来た道で美幌峠を降り、釧路湿原を見学することにした。本当はキタキツネ牧場に行きたかったのだが、まあしかたない。で一口に釧路湿原といっても非常に広い。それこそ端から端まで何十kmというレベルだ。何箇所か展望台を回ったが運良く湿原にかかる虹を見ることができてハッピーに。やっすいなあ。
その後結局この日の宿を再度摩周としホテル摩周に宿泊。食事が部屋なのもびっくりだったが食事の内容があまりにも素晴らしくびっくりしてしまった。
お風呂はカッと熱かった。これこれ、これが北海道だよ。

ゴールオド:不明
本日の走行:ほどほど