雨降って鉄道博物館

朝きっちりと起きて雨の中隼でアキガセへ。着くと雨だとやんないんですよと。まあわかってたけどね。だってレンタルカートスリックタイヤじゃん。スリックでも走らせてくれないかなーと思ったが無理そうだったので近場で雨がしのげて時間がつぶせそうなスポットを考えると、そういえば大宮が近かったな、と。大宮といえば鉄道博物館(なんで?)実は神田にあったころは何度か行こうと思って結局タイミングがないまま移転してしまったのだ。そして大宮にリニューアルオープンしたのがすでに数年前、入場料1000円と聞いてなんでまた感を感じつつとりあえず放置していたのだが。
まずたどりつくのに一苦労だった。市街地は信号が多くて無駄に時間を使ったし、一旦目的の交差点を通り過ぎ、戻ってきて確かに地図上ではこの交差点だなというところまで来たのだがその先一通ばかり。なんどもなんども回り込み遠回りを繰り返してようやく到着したころにはもうへとへと。んなこってテンションは最低ラインからのスタートだったが中身も微妙だった。確かに設備は綺麗だし広々としていたが列車の展示はこれだけ?という程度。施設の9割は不要なのでは?だが遊び心が結構ある施設で新幹線を眺めながら食事ができるスペースがありこどもがきゃっきゃ言ってるのに混じって駅弁を買って食べてみた。やっぱり高くてまずい。おいしい駅弁のコンテストなんて正気の沙汰とは思えない。駅弁がうまいわけがない。同じお金で買える食べ物の中で最もまずいのはといわれたら迷わず駅弁と断言できるほど駅弁はまずい。まあそんなこと通常聞かれないから言わないけど。とまあテンションはここで最低ラインになったが、一箇所だけ、ライブラリという部屋がある。いわゆる図書館だが普通の図書館と違って書架はオープンにされていない。パソコンで見たい本を検索し、書類に書いてリクエストすると持ってきてくれるという周りくどいシステム。で、ふと地元私鉄の京成についての本を調べてみた。だって一覧が表示されているわけでもなく、いきなり検索画面が出てくるのみなのだ。めんくらうじゃないの。で、そこで出てきたのは自分が生まれる前後からまだ地元で遊んでいたころ走っていた電車とその地域の情報が。20年ほど前だろうか。タイトルはいわゆる沿線紹介みたいな本だったのだがなんというか、決していいところだけをちりばめた最近の内容のないPR本とは全く違う、編集者の魂が透けて見える名作だった。たとえば実際にその駅で降りて、有名な団地に行っては住民に「人間関係が大変なんですよね」てな微妙な質問をしていて答えは(答えずにかすかに笑い・・・)というものだったりする。思えば昔はこんなのありだったんだよな。今の時代この本は出せないわ。あのころできて今できないなにかがそこにあった。たまに地元に変えると街も駅も変わったなと思うことは多いが何より変わったのはそこなのかもしれない。
とまあ本論と全然関係ないところで(だってこれ図書館ならどこでもいいじゃん!)感動したが、機関車の方向転換ショーをながめ、アキガセに向った。
雨は上がっておりレースは普通にできそうということで2セット練習。最初はタイムがばらついてGT4やらなきゃよかったなと思ったが2セット目には37.2秒台で安定。もう一声欲しいんだけどなー。
TTは5位/19人でAmain。前回Amainで表彰台だった人がなぜかCmainになっているが・・・予選やレースになるとベストタイムはなぜか上がっているわけだ。まあそういうこともあるんだろうけどなあ。何しろ前4人が36秒台だと自分としてはもうできることはない。Amainは本当は36秒台で争うべきじゃないのとも思うが前回もそうだったがでもBmain表彰台でもきっと満足できないんじゃないのということで納得して予選。完全においていかれたが前が競って接触し2名をパス。3位。あれ?これは諦めなければひょっとしてとも思ったが決勝は1コーナーで両サイドからパスされる。いやほんとおかしいだろと思いつつ、気がつけば後ろに一人・・・あれ?これデジャブ。宮沢湖こんな感じが多かったよ?そのままフィニッシュ。決勝のベストは37.3、前5人は36.6程度。なんじゃそりゃっていうレベルなんだけど。
とにかくフラスト全開だった。そしてかなり疲れた。