東北支援第1射 R294はつづくよどこまでも

寝坊したので相当テンションは低かったのだがもてぎのカートランドに電話したところチャレンジレースのエントリは1名空きがあるとのことだったのでだめもとでもてぎへ向った。外環、常磐道の水戸まで。常磐道は空いていたがまあ震災前も空いていた気がするのでこんなもんかなという程度。
まずはレースに無事申し込み。そして練習走行50周。45.3秒台が3回、45.8,45.9が1回ずつ。いずれもベストタイムではあるが、前回45.922のベストを出してからその.5秒落ちがやっとだったことを考えると1秒近く早くなったといえよう。まあ気温とか路面温度の違いもあるが明るい気持ちで練習を終わることができた。しかし練習1回あたり8000円。てのは。ちなみにレースのエントリフィーは当日払いだ。これはそういう文化なのかな。
で、本日の目標は福島支援ということでR294を北上した。以前一度MOTOGPの観戦の合間に足をのばしたことがあったが道はわかりづらいが意外といい雰囲気の街並みも多くて気になっていたのだ。単に開発が進んでいないというレベルではなく、空気そのものが江戸時代じゃないの?みたいなところが結構あるのだ。そういう人工物以外にも、この季節新しい緑と冬を越した濃い緑がコントラストを作り出し、好天もあってどこを見ても絵になる景色の中を走ることができた。しかしR294はGSが少なすぎる。プレッシャーに負けて若干道をそれて給油。それくらいない。
東北に向う道といえばR4がメジャーだが、R294はそれとほぼ平行して走っている。茂木から先は栃木県を通って福島県白河に至るわけだが、福島県に近づくと急に雰囲気がでてくる。峠前の道の駅でそばソフトを食べる。ソフトクリームを早食いできる程度には暑かったって事だなあ。福島県境の峠には神社もあり、ここがかつて重要な街道であったことを示しているわけだが、白河の関といい、なんともいえぬ雰囲気がある。ちょっと怖いというか、ミステリースポット?というか。なにか妖気が漂うというか。悪い妖気ではないのだがとにかく空気が違った。不思議な場所だった。
こうして福島に入ったがいい時間だったので白河ラーメンを食す。チャーシューが売りのみせだったのでしょうゆらーめんがチャーシューからくずれた背油チャッチャ系になってしまった。東北道白河ICにのり、一路東京へ。20時〜の郵便物の配達を頼んであったので間に合うかなーと。途中渋滞の表示があり、じゃあ渋滞の短そうな関越にしようかなと思ったが間違って常磐行きの北関東道に入ってしまう。諦めて友部JCT経由で常磐道。そしたらなんとあの常磐道がどこでも渋滞していないではないか。比較的空いているのが売りの常磐道であるが、これはいくらなんでも・・・とちょっと目頭が熱くなる。本当にみんな常磐道を敬遠してるんだなあ。結局2005自宅着。荷物も無事受け取れた。
30分ほどランしてビールでブログ。移動じゃなくてツーリングとしては震災後初だったが、ちょっとガソリンスタンド閉まりすぎ。ひやひやした。けど、ま、楽しかった。福島いいところですよ。ふくしま。みんな行こうよふくしま。

ちなみにR294は白河で終わりではなく、やまのなかを会津まで続いている。この辺は後日の課題ということで。