大人のアレ第11楽章

今日はレッスンを始めてから初めて自宅を出る時点で雨が降っていた。半年雨にふられなかったのも凄いもんだ。俺って晴れ男かとおもったが考えてみれば今まで土砂降りの高速をしこたま走った経験からするとその線は薄そうだった。
例によってろくに練習もせずに行くわけだが実は今日はお休み宣言をしに行くつもりだった。もう半年経つが大してうまくもならんし、かといってもうちょっと練習すればキー違いのフィンランド国家くらいは吹けるようになりそうだったからだ。それ以上目的もなく金と時間を使うのは意味がないねということでの決断のつもりだったが、逆に言えば目的になるようなコンクールのようなものがあれば続ける意味もあるかなと思っていたわけだ。
そしたら。発表会があるんだとか。2ヶ月後なのでもっと早く言ってくれよという話だが、まあろくにふけてない人に発表会もないなということで、とにかく二つ返事で出ることにした。吹ける自信なんて全くないしどういう空気なのかわからないがとにかく目標をセットし、それは客観的に検証可能であるものが望ましいという基本理念に基づくと出ない理由が見つからないわけだ。
もちろん失敗するリスクもそれなりにあってその場合には失笑されることになるわけだが、失笑されるリスクがあるということは、へぇと思われる可能性もあるわけで、まあやってみなきゃわからんということで。

しかし先生もこのタイミングで言うということはある意味確信犯だよな。何かコントロールされるような気がして印象は悪いがまあそこは仕方ないか。