秋ヶ瀬GT2スプリント2位入賞

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待ちに待った秋ヶ瀬のレンタルカートレースに参加。ヤマハはなかったがTPの練習とか雑用がかさみ到着が遅くなったので練習走行は2回とほとんどできず、ベストは37.3x2回と前回より.2ほど縮めて安定。これは進歩なの?
レースの構成は当日知ったのだが(笑い)フリーの練習走行、7分のタイムアタック、予選8周、決勝10周で争われるという大規模なものだった。ひとつひとつのセッションタイムは通常のレンタル走行とほとんど変わらない。都合レンタル4回弱というところだろうか。だから参加料7000円はまあ妥当ということだ。(1500x4+α)ちなみに参加9名、まあ半分より上に行ければいいかなという程度の認識だった。
最初のフリー走行では37.3程度でいわゆる安定ゾーン、次のタイムアタックでなんと37.106をたたき出してしまう。しまう、というのはタイムアタック自体は前者のスリップを使えるほどの距離でできなかったので純粋に自分の腕だけで.2秒いきなり縮めてしまったということ。次の予選は8周と短く前の選手とはタイムアタックの段階で.5秒の差があったのでナチュラルスピードで前に出ることは難しくいわば堅い走りをすることにした。ここでもベストは37.1と集中力は継続中。途中1位と2位が競り合ってヘアピンで一台が遅れ自分はそれを抜いて2位から並走状態になるシーンがあった。明らかに自分が前に出ていたが相手は譲る気はなかったようでムリをしてクラッシュするのを避けるためにあえて3位に後退。その後後続がつめてきて一時危ないかなともおもったがこのカートの性能ではよほどのことをしない限りはレコードラインを走るカートを接触なしで抜くのは難しい。結局後続もそのようなリスクは犯さず、予選は3位となった。これには正直驚いてしまった。あの秋ヶ瀬でしかも初レースでポディウムが見えているなんて。ただ決勝についての展望という意味で言うと上位2台とはやはり.5秒差がありラップされる心配は要らないものの抜くのは難しいと予想された。そこで戦略はあくまでもレコードラインを押さえブレーキングポイントを手前にとってヘアピンと最終コーナーでのスピンに留意し残りは全開と定めた。
グリッドスタートは相変わらず後続に差を詰められるが1,2コーナまで距離がないためイン側をしめて最初のヘアピン。前を行く2台はやはりかなりやりあい気味だ。ブレーキングによるパッシングを狙っているんだろうか、レイトブレーキにしてトラクションをロスしていたのでスリップが効く範囲で走る事ができた。最終コーナーでも仕掛けることも仕掛けられることもなく7周目あたりだろうか、1台カートがヘアピンでスピンしてこちらを向いて止まっていた。さすがにこの状態でコーナーに飛び込んでいくのは肝が冷えるが無事かわしてヘアピンをクリア、ここで後続とは少し離れた。ホームストレートで前に1台しかいないのを格にしてさっきスピンしていたのは1,2位のどちらかではと思った。ということは今2位だ。たなぼたのポジションではあるがいい位置には違いはない。とはいえ後続も徐々に差を詰めてきていたので押さえの走りに徹してそのままチェッカーを受けた。
やっぱり実感はなかったが名前を呼ばれてポディウムに上がり、シャンパンファイトも準備され、トロフィーをもらい、DUNLOPのタオルをもらい記念撮影。長いことウェブサイトを眺めていいなぁと思っていたあの場所に自分が立っているのだ。どうしたって実感なんてない。確かに真面目にやってる人に取ってはその程度ってポジションかもしれないが自分には信じられないような出来事だった。
帰り道疲れてはいたが、不思議と気分は高揚していた。思わず明日の宮沢湖のレースも申し込み。や、これはちょっとムリがあったかなぁ。