bike and kart and run

昨日bookmarkした東海村JCO臨海臨界事故についてのNHKスペシャルをようつべでみてみた。放射線によって人体がどのようにして破壊されるのか理解が深まった。というのも水溜りにはいった作業員がいた件で、つまりそれは一体何が起きているのかわからなかったからだ。なんとなくエライことだと感じたがなんとなくエライことだということはなんとなく別になんともないことというのとあまり変わらない。
で、例によって周辺の番組まで見て言葉を失った。だが単に原子力は怖いねなどというつもりはない。放射線は怖いが、リコール隠しのトラックが走るのも怖いし、輸入血液製剤による汚染も怖いんだ。トラックは怖くないし、輸入血液製剤も怖くないのにだ。リコール隠したり検査しなかったりするやつがいるからというのがその結論だ。
下請け会社に情報渡さず(長靴もわたさずw)被爆させたのも日雇い労働者に原子炉の中を掃除させて殺してる(!)のもチェルノブイリの石棺を作らせて400人を殺したソ連とあまり変わらないわけだ。まあ今回は現場も混乱してるのでJCOの臨海事故のように違法マニュアルを作成し意図的に行ったのとは違うのだろうが、根本のところに何か似た匂いを感じる。ところでそれやった人はちゃんと裁判で裁かれたのだろうか?極刑に値すると思うのだが。
が、今回の所業を非人道的だと憤るのは少し違う。確かに被爆した作業員は今後深刻な事態に陥る可能性がありまあこれは重症を負わされたという部類に入るのだろう。大抵の企業は下請けや自社の社員でさえ過重労働や危険な作業をさせ、労働者を泣き寝入りさせて”効率を上げた”方が評価されるのだ。まあ、あたりまえだわな。なぜなら”それが問題になることがない”からだ。労働者が文句を言う場も、ま、ほとんどないわけだし。つまりその行為は企業にとってデメリットがない。メリットは明確にある。となればやるだろう。結局それを見逃してる自分たち一人一人が片棒担いでるわけだ。だから今回の事件でも「まさか、そんなことがあっていいのか?」ではなく「ああ、やっぱ、そちらもそうでしたか。えぇ」というわけだ。ま、世の中こんなもんだ。


なんてことをしてるとなんか欝になり練習する気分ではなくなったが、そこは気力を振りしぼりまずは自転車。
とりあえずいろは坂。ふんぱつして3本走ったがおそい。遅すぎる。これはまずい。その後秋ヶ瀬へ自転車で向かう。
82.7km
3h26m29 avg24.0 84rpm
tot 1152.5 48h

秋ヶ瀬のレンタルを4本。ちょっと寒かったからかわからないがヘアピンのブレーキポイントが前回と違う?路面温度が下がったからかなあ。2度スピン。スピンしかかることも多数。とりあえず全てのセッションでベスト37秒台はキープしたが回りは36秒台を連発。言い訳不能な雰囲気に。結局日没まで走り撤退した。帰り道の自転車がキツイこと。

家に帰りご飯を食べるとランニング。とはいえなんか疲れたのでかるーく。練習を始めたころに比べると格段に走りも安定してなんかいけるのではと勘違いしてしまう。しかし練習から戻って郵便受けを見ると横浜ロード中止の連絡が。4/10といえば地震から1ヶ月。さすがにもうやってもいいのではと思うが。そうやって自粛ばかりしてると本当に日本が沈没しちゃうよ?なんてここで吠えてもしょーがないか。ことし最後のチャンスと思って練習していたのでがっかり。なんだよ、もう。