みえてるけどみえてない

休みはほぼ一日ひきこもり。あんまよくないっていう認識はあるんだけどなあ。
夜は三鷹国立天文台の公開日の露店で購入した双眼鏡での初観測をしてみた。いちおう岐阜基地ではブルーインパルスを見るのに使うにはつかったが。ランニングの途中星空がすごくきれいでついつい上を見上げて走ってしまい(これだけだとかなりヘンな人だ)早く星が見たくってしょうがなかった。空気が澄んでいたのか星は綺麗にみえていたがメインはオリオン座。もう冬の星座だ。とはいえ実家に比べてわりと暗めな自宅周辺からでもやはり星の量はおおくはない。ガイドブックで確認するとオリオン座の下半分にM42があるらしい。肉眼ではみてみると確かにぼんやりとしたものがみっつみえている。だがメガネの曇りなのか星雲星団なのかといわれるとにわかには答えられない状況だったのだが双眼鏡をのぞくと見えなかった星が大量に眼に飛び込んでくる。7x35mmと書いてあるのでおそらく倍率は5倍なのだろう。肉眼ではノイズのようにざらついて見えるだけの町の明かりの照り返しを受けるだけの空に星、星、星。視界の中に20や30の星があるのは当たり前で、つまり普段は見えてるけど見てないということ。自分の目の悪さに絶望した。
こうしてプレアデス星団につづいて二個目のメシエ天体の観測に成功したわけだが。なんだかなー。これでいいのかね。