私はシステムアーキテクトなんでしょうか

情報処理の区分が新しくなって初のシステムアーキテクトの試験を受けてみた。一応旧アプリエンジニアであり、旧区分のときは午後2が3点足りず不合格であったが、あの時は全く勉強しなかったからなあ。そして今回もほとんど全く勉強せずに臨んだわけで成長ねぇなぁ。俺。
で最近運営が頑張っているのか会場は自転車で20分かからないところだった。まあ自転車で20分っていったら結構な距離だけど。しかし到着は0915.ギリです。ギリギリです。こんなんでいいのか!
午前Iはぱっと見て結構きつめ。まさかここで落ちはしないだろうがちょっとだけ冷や汗が出た。解き終わって解答用紙を見渡すととりあえず書いた答えもそれらしく見えてほっとするのはいつもどおりなのだが、コレ問題作ってる人偉いな。ま、同じ問題が出るわけじゃないのはそうなんだけど最近特にそういう傾向にあると思う。過去問覚えただけじゃ対応できないというかこっちが過去問で対策していることを見越して理解を見ているというか。で、午前IIには正直びびった。知識をベースとした問題ばっかりで問題を見た時にはダメだと思った。午前でこんな気持ちになるのは久しぶりであったがこれまた全て解き終わって見るとなんとなくそれらしく見えるから不思議だ。だが全く自信なし。
ここまでかなり集中していたのか時間はあっという間だったしとはいえ疲労感もそれほどでもなく本番慣れというか勝負慣れというかしているような?まあレースはともかく射撃はかなりプレッシャー対応の経験になるから昨日の今日ってこともあったのかもしれない。教室が飲食禁止なのでコンビニでパスタを買って近くの公園で食べたがこういうときにロードがあると人ごみに巻き込まれないで済んでよい。で、ご飯を食べていると頭上からこの世のものとは思えない騒音が響いてきて空を見上げると調布から西南西にF2支援戦闘機が4機編隊を組んで飛んでいった。あの小さな戦闘機が地上からF2とわかるのだからかなりの低空飛行だった。しかし飛んでるF2を始めて見た。かなり得した気分に。
もどって午後I。問題演習して思ったのは特定の技術が云々というよりは問題文のどこからナニを読み取るかの問題であって別段練習したからといって何かが向上するわけではないと判断しあまり力まずに集中して取り組む。2問ともそれなりに埋めることができたのでまあ、まずまずかな、という出来。そして運命の午後II。これははまった。システム連携の経験を問う問題であったがシステム連携というとアレな案件しかない。確かに仕事ではアーキテクト的なロールがないわけではないが、どんなパターンの質問にも答えられほど経験について整理しているわけではないんだ。もうかんべんしてとおもいつつとりあえず設問イまでは書いてみたもの書いていてちょっと論理展開もスパイスも弱いなと思っていた。おまけに設問ウに書くべきことをほとんど設問イに書いてしまった気がして時間もなく結局600字の指定のところを500字強でフィニッシュ。一応最後に「以上」とかつけたがあの内容で「以上」はないよな。もっと他に書くべきことがあるよな。まあそうはいってもとりあえず最後まで集中しきった。もうちょっと準備しても良かった気もするが一日完全に集中できたのも事実でこれだけでもひとつの収穫だ。どうせ年内には結果はでないんだろうし終わってしまったことはどうしようもない。ここちよい疲労感に包まれて帰宅したのだった。
しかし、ここまでやってしまっていうのもなんだが、私はシステムアーキテクトなんでしょうか。そこが最大の難問だ。