2000メートル月間

昨日の今日なのであまり期待せずに充電済みバッテリーを隼に装着。するとちょっと鈍いかなとおもいつつも始動。一旦オフにしてリトライしたらさっきよりスムースに始動。じゃあもう行くしかないでしょと大渋滞の中央道を一路八ヶ岳へ。今日の目的は北八ヶ岳の北横岳。標高はそれほどでもなく、ロープウェーを使うのでコースタイムもそれほどでもなく、ただ出発時間だけが唯一の問題だったわけだが。大渋滞ながら12時過ぎには釈迦堂で昼ごはん。諏訪で中央を降りると看板便りにビーナスラインに入る。1410のロープウェーに乗り、頂上駅で時刻表を見ると最終が1640!?てことは2h20mしかない。のぼり1h10mだからギリギリじゃねーかよバーローと自分を殴り倒したい気分に浸りつつ坪庭の探勝路を足早に歩いていると監視員のおっちゃんが不意に「キミ、これから登るの?」と突っ込んできた。内心(あ、やっぱりこの時間だととめられるのかな。もしとめられたら素直に従おう、ロープウェー逃すと大変だし、山のプロの忠告にしがたわないとヤバイよな)とか思っていると「その足取りなら大丈夫でしょう、帰りのロープウェーは1700だよ」という。あれ、1640じゃないのですかと聞くとわざわざ無線で確認してくれて結局1700だった。とはいえギリギリがギリギリ未遂になっただけで最終便を当てにして登山をするわけにはいかない。ペースをあげひーひーいいながら登ること40分、予定より30分早く標高2480mの北横岳頂上に到達した。つまるところ予定コースタイムの半分で登った。頂上からは南八ヶ岳の峰がくっきりと見えている。確かに自分が登ってきた道はなだらかでとても南と同じとは言えないなとおもった。それでも冷たい風が吹き抜ける頂上(たぶん頂上だよな、というのも三角点こそあったものの頂上を示す標識は一切なくなので記念撮影も南八ヶ岳をバックにしたのだが)は爽快感はあった。満足感という意味ではロープウェーの駅がすぐそこに見えて情緒はない、のだが。それでも聞こえるのは風の音と時折とおり過ぎる飛行機の音だけ。まさにそこはソラだった。というわけで本日の滞空時間は2時間弱だった。
下界に下りても割りと涼しい。帰りはビーナスラインではなくメルヘン街道国道299号麦草峠をパスし清里に下り、韮崎まで長い長い一般道区間をほぼノンストップで走りきり高速に入り、かなりひどい渋滞も充さんが一ヶ月前に教えてくれた道を使って乗り切り21時前には帰宅。
これでこの1ヶ月毎週2000mを超える場所への人力クライムを達成したことになる。2000メートル月間てとこ。
1週目 乗鞍エコーライン終点2702m 自転車
2週目 国師ヶ岳2592m 徒歩
3週目 大雪旭岳2290m 徒歩
4週目 北横岳2480m 徒歩
さて来週は・・・