ラリージャパンDAY1B野次馬天国リエゾン地獄

予定では大雪旭岳に登る予定だったが昨日のWRカーに可能性を感じ急遽サービスパークとリエゾンを回ることにした。レンタカーで月寒ドームに行くと駐車2500円、当日サービスパークの入場が2800で締めて5300円也。一日で2500だと三日で7500円。正直F1の比ではない価格設定に度肝を抜かれながらも駐車場が意外と空いていることに納得。最初のサービスではメカニックの手際のよさに感動。クルマがついてからジャッキアップしてサスを交換(スーパーSS仕様からグラベル用に替えるのだろう)するまで流れるような手際の良さだった。
と、林道チケットはなかったので支笏湖周辺のSSを試走できないかなと思い向かったが林道はクローズされているようで走ることはできなかった。じゃあSSに入る前のラリーカーを見ようと車を走らせたら突如爆音が。すると前をミュンフィスフォードが走っていくではないか!間に一台はさまっているが、WRカーと同じ道を走れるなんてと思い軽く混乱し勝興奮していると沿道にはリエゾンを見に集まった人だかり。駐車場にクルマを止めとりあえずハァハァするのはやめようということで眺めているとその間もラリーカーが道を行きかっている。右から、左からだ。後々かんがえてみればその道は千歳のREFUELに向かう車戻る車が両方から見られる稀少スポットだったようだ。おもむろにカメラを抱えて道にでるとライコネンシトロエンC4WRCが通り過ぎていった。これに再びアドレナリン全開。が、ということは林道の入り口でライコネン待ちはできないということだ。諦めて千歳から札幌に帰ることにした。北海道の高速はずいぶん走ったがレンタカーだとすごくおそいので自動で安全運転だ。札幌に戻ると再びサービスパークに。ここではサービスもほどほどに公道を走るラリーカーを撮影。予定はだいぶんおしていたが十分に撮影することができた。が、この間楽しい事ばかりではない。一歩サービスパークから出れば猛暑の日差しが容赦なく降り注ぎ、足は自分であるかなければならないが北海道のスケールを考えるとかなりきつい。一応サービスパークの駐車場は一日に限って出し入れ自由だったようなのだが、だだっぴろい割りにとめられる場所がないんだよなあ。
そこで一味違った絵をもとめて高速のブリッジに向かった。もちろんオーバーパスするブリッジだ。最初に向かった橋は電線が邪魔をしていたのでさまようことしきり、ついに北広島でそれなりに見られる場所にたどりついたときにはすでにうす暗がりで撮影は不可能だった。タイムスケジュール的にも本当に来るのかなと思って待っていると、00カー、0カーがつづいて通り過ぎる。そしてぱらぱらと快音を響かせながらWRカーが通過。ローブ、オジェ、ソルベルグヒルボネン、ラトバラ。渋滞するかなと期待していたのだがあいにくと流れは良く、蚊にさされて諦めるまで夕暮の高速でラリーカーを鑑賞した。他にもっと手近な方法もあったのだろうが、さすがにここまでするファンは自分しかおらず静かにみることができたのだ良かったのではなかろうか。
もどって夜間のサービスを見学。印象的だったのは戻ってきたラリーカーを洗浄するサービス。水煙りとライトに浮かび上がるラリーカーはなんともいえず絵になるシーンだった。