APSCUP20thハンドガンクラス参戦

ちょい寝坊気味ながら受付には余裕を持って参戦。初参戦なので右も左もわからないためひじょーに緊張した。ことがことだけにこわ〜いところなのかなと思ったがどうやらそうでもなかったようだ。とはいえ客層を見ると何かちょっと一般市民の平均とは違った感はぬぐえない。
競技はプレート→シルエット→ブルズアイの順。正直これは初心者にとって一番キツイ順番だと思う。何しろ唯一1発あたりの時間制限のある種目だし、的の射撃順やペナルティも最も厳しい。実際ペナルティの対象になったし。そういうルールなので仕方ないが結果的に明らかに不公平だったのは残念だと思った。つまり、運が悪かった。
プレートは右からを指定するが、しょっぱなからはずしまくり。とにかく3秒という時間を気にしすぎてサイティングもそこそこにとりあえずトリガーを引いているという感じ。なんだそれ。で、狙ったわけではなくひとつ先の的を撃ってしまう。ブルズアイでいうところの0点ゾーンだ。外れてくれればいいものを、あたってしまったからマイナスというおかしなシステム。だが普通に考えたらそれは暴発?であり、誤射であり、失格であっても不思議じゃない事態なのでまあまあと納得。結果17/60。いやー。ありあえない。
と、ここで目標の確認だ。バッジ獲得の100点を目標とする。内訳はブルズアイ75、残り100のうち25を取ればいいというアバウトなもの。根拠としてはブルズアイは練習ではおおよそ85%くらいを狙えるかなと思っていた。以前TARGET-1に通っていたころにも店の人に初心者なのに良くあたるねと言われていい気になっていたが家で練習してもそんなもんだったから少し低くして75点とした。残りの25/100は目標が低すぎるかもしれないと思ったがプレッシャーへの対応が競技の焦点なのでま、そんなもんかな、と。
次のプレートは上が6,7、8、下を6,7と打って2,3,4+2,3で14/40 下の段は伏せたままになって1発打つごとに体をにじって一調整をして正面から打つように心がけたが6mで1発、8mを2発はずす。特に8mは何で外れたのかよくわからなかった。的が小さい(4cm四方)だけに弾道の影響を受けやすいのか?
ここまで31点獲得。ブルズアイで69点を取ればOKだ。不利な競技順なのに予想外の得点だったからだ。正直かなり気が楽になった。バッジ取れたかな?という気持ちだ。
そして最後のブルズアイ。これ、コレ、最初だよな?と思うと非常に悔しいが、緊張と銃の保持で少し疲れが出始めていた。だが落とし穴は意外なところだった。スタートの合図が人の声なのだ。いたずらかと思った。というのもプレートとシルエットは拡声器だったからだ。だれも撃つ人はいない。自分のグループは初心者メインだったからかな。思わず振り返ってジャッジにはじめていいんですかと確認。1セットは10点に3発、0点が2発で30点。コレには青くなった。40点取らないといけないからだ。具体的には10点3発は射手の能力を示しており、0点2発は精神的動揺により能力を発揮できない事態を示している。とっちらかっちゃったわけですね。2セット目もセーフティやコッキングミスで崩れ28点。結局10点はなかった。うすうす予感していた精神面での敗北だった。文字通り、糸冬。という。ブルズアイ58でトータル89.神も仏もないのかという感想。
終わったら即撤収。まあ流れがわかったのでよしとしよう。一応全国大会の順位表に名前が載ったのだ。しかし非常に悔しい。ブルズアイさえいつもどおりならばと思ったが結果は結果。学んだ物も大きかった。ギャラリーで見ているのと自分が射撃レンジに立つのととでは音の聞こえ方も違うのだ。当たり前のようで実は全然当たり前ではないのだがやってみるまでわからないとは。

その後都営浅草線から京成とつなぎ中高6年間使った駅から実家に戻った。かるく滞在して期間。帰り道はPSPのXRAIDERでスポットを集めながらの東西線。PLACE-ENGINEの取得精度は何がポイントなのかよくわからない。

馬場でイシュタールに寄り道、やすべえで辛味つけ中と食べ、ほうりんどうでシステムアーキテクトの参考書と将棋の本を買って、馬場駅のQBでボーズ1mmにして、家に帰ったのはもうずいぶん遅かった。

電車の中で1手詰めの本を読んだがこのくらいなら暗算にちょうどいい。パズルみたいな感じ。