勇先生に学ぶべきこと

既にブームが去って久しいが近所に近藤勇墓所があるというので行ってみた。墓所事態はお寺の裏手に一般の墓地に交じってごく普通の墓石が立っているわけだがはたして勝手に墓参していいものか迷いつつ参拝。入口には銅像、そして生家の跡地は史跡になって産湯の井戸が公開されているが何ともアットホームな雰囲気だった。
近藤勇というか新撰組に対しては色々な意見があるのだろうが今回自分が着目したのは彼が農民出身の武士であるということ。日本が侍の国だといって武士道など読んでみたところで武士というのは日本の社会制度上ごくひと握りの存在であり大多数の人は武士ではない。が、武士ではない人が武士たらんとした足跡こそが武士が絶えた(もう、いませんよねたぶん。きっと。)時代における日本人の規範とされる精神を見つめなおす方法として適切なのではと思うわけだ。
と、言ってみたところで墓石は何も語らないわけで結局自分で何とかするしかないわけだが、少し日差しの強い昼下がり墓地の裏手の竹林から吹き抜ける風が気持ち良い日陰で、勇先生はお休みなられていたわけでなんだかちょっとほっとした気分にはなった。

その他西武柳沢にある伏見稲荷にも参拝(本当はこっちの方が先だった)。立派な社殿の奥には本家の千本鳥居ほどではないが鳥居のトンネル先に稲荷様の社がたくさんある。駐車場からも近くこれは手軽でいいなぁ

さて神頼みはほどほどにバイクの装備を調達せねばならない。ジャケットは3シーズンだからいいのだがライディングパンツは冬用のオーバーパンツしかもっていないのだ。ジーンズ+カッパでもいいのだがプロテクション性能が不安ということで、3シーズン物のライディングパンツはひつようですと。そしてもう一つはグローブ。ジャケットと色をそろえて買った3シーズンでオールウェザーなグローブは夏に乗るには少しばかり暑くてもっさりしているのだ。というわけでこちらはメッシュでプロテクション性能に優れたものを探さねばなりませんと。さらに余裕があればジャケットも買っておいた方が安心(何しろ5年も前のものだから少し劣化が心配だし、そもそもこの5年間の技術の進歩というのは目覚ましいものがある。同じ重さならばはるかに安全な装備が買え、同じ安全性ならばはるかに着心地が良く軽いものが買えるはずだ)と。で、龍源寺からは目と鼻の先にあるNAPS東八三鷹店へ。店に入ると駐輪で立ちゴケ。えーそんな。やっぱり体調の悪い日にであるくべきじゃないか、ってのはあるがちょっとショック。近くにいた人は助けてくれたがお礼も聞かずに立ち去った。なんてかっこいいんだろう。
ここではゴールドウィンのメッシュの最高グレードを8500円の1割引きで購入。+プロテクション+アンチバイブレーションはまあおまけだ。パンツはどうもピンと来るものがなくなぜか試着室がいつも込んでるんだよなー店員もつかまらないし。ジャケットはSUZUKI純正の隼ジャケットとPOWERAGE?のかなり薄手のものがシルエットが気に入ったので迷ったのだが決断には至らず。何着か買うきならまだしも一着だけだと悩むなー。


最初に気になったのはコレ。タイトでスリムな人にはいい感じ
パワーエイジ (POWERAGE)
Crystal ジャケット
http://www.naps-jp.com/img/puroduct/powerage/2010ss_320/0000387174l.jpg

ウェブをさまよっていて見つけたがやっぱり見栄えだよなあ
FreeBee (K&N)
防風ライナー付メッシュジャケット
http://www.naps-jp.com/img/puroduct/freefree/2010ss_320/0000381963l.jpg

シンプルだけどツーリングというとこういうベーシックなのがいいのかなあ
ラフ&ロード(ROUGH&ROAD)
デュアルテックストレイルツーリングジャケット
http://www.naps-jp.com/img/puroduct/rr/2007ss320/0000250736l.jpg

次に下がりに下がったアイドルを再び何とかしてもらいに吉祥寺のSOXへ。一番ベテラン風の人がちょうど手が空いたらしく整備の仕方を教えてもらいながら簡単に掃除をしてもらった。ウェブサイトの小さな写真だけではどうもいじる気になれなかった面もあったがおかげで自分で整備できるような気になってきた。というより頻度を考えると自分でやらないとツライね。さらにオイル交換とフィルター交換もお願いして、チェーンがそろそろ終わりそうだねというアドバイスもいただき預けて帰る覚悟ができていたはずがうれしいお持ち帰りとなった。もう頭があがりません。しかもスロットル清掃はサービスで4000円弱。はは〜
帰って食事をするとドラスタ2輪館へ。ここは品ぞろえは少ないのだが空いているので良い。ラフアンドロードの3シーズン防水・防湿モノを試着して購入。ウェアはどうしても試着しないとサイズだけでは本当にあうのかわからないので。結局これが15000円。ここでコミネの春ものジャケットがたくさん並んでいて値段的には25000でチタニウムジャケットが買える。これはショルダーとアームスライダーがチタニウムで見た眼にも安全そうだが持ってみるとあまりの重さに目が点。胸部プロテクターも付き着心地は期待できないがもっとも安全なジャケットと言えるのではないだろうか。その重さに耐えることができる体力があるのならば。
さらに帰りにアプリリアの店の前を通りいつも気になっていたRS125を観察。磨かれたフレームとスイングアームが何とも言えない良い雰囲気だが。2Stなのがネックだ。逆にいえばピンチはチャンスなのだが。
そして少し仮眠して夜勤。この体調ではきついよ。。。