フォーミュラニッポン合同テスト

富士スピードウェイフォーミュラニッポンの合同テストを見学しに。もちろん有給を取ってだ。そしてもうひとつの目的は四国遠征のDAY0。
しかし仕事をし過ぎたためのっけからつまづく。平日は高速代もかなりかかるしいいとこなし。今回は中央から東富士五湖道路を須走まで使ったが、風と寒さはなかなかのもので特に東富士五湖道路の山中湖から先は深い霧。おまけに今朝降ったと思われる新雪が木々にこびりついている状況。かなりびびったがグリップには問題なさそうだった。とはいえもう一度いけと言われても行きたくない程度だったのは間違いない。
途中ちょっと未知に迷いそうになりながらも富士着1030.この天候正直テストにならないだろうななどと心配しつつもサーキットの外にこだまするエキゾーストにちょっと安心。何しろカメラ持参で着てるので少しは走ってもらわないと困るのだ。
天気はともかく気温は困惑するくらい低い。後にプレスリリースを見ると午前セッション開始時には気温3度だと。雨に時々霙が混じるモータースポーツの環境としては驚愕のコンディションながらどうやら昨日のセッションが短縮されたらしく各チームそれなりに走りこんでいる。最終コーナー手前のヘアピンで主に撮影したがタイヤをきしませながらターンするフォーミュラカーは迫力満点。当然コントロールを崩すマシンも多い。そして1コーナーにも移動して金網ごしのショットを狙う。もちろんAIサーボだのみのオートフォーカスなのではずれも多いが置きピンよりはコンピュータに頼ったほうが成功率が高いだろうという読み。
数年ぶりのフォーミュラニッポンなので新鮮な気持ちで見ることができたが3.4Lエンジンは思ったよりもおとなしかった。気温が上がれば少しは違うのだろうが。それでも1200枚ほど撮影してセッションを15分ほど残して撤収。
御殿場から東名に乗ると駒門ではんべぇ丼を食べる。甘辛の味噌でじゃこ天をつけたものにねぎがたっぷり乗って600円そこそこだった気がする。ずいぶんジャンクだなと思ったが正直こういうオリジナルメニューは嫌いじゃない。これを最後の補給と位置づけて夕暮れの東名を一路西へ。時間は1700.本日は伝説の多賀で泊まる予定なので移動距離は400km弱。予想到着時刻は2100だが流れてはいるもののペースをあげられる状況になく関ヶ原の雪とその先の冷たい雨までは寒さが若干堪える程度だった(とはいえ相当なものだったが)が正直バイクの旅で雪が降ってくるとテンションはがた落ちだ。できるだけバイクをバンクさせないように気をつけながらそろそろと道路の橋を走る。もちろんクルマには抜かれまくり、悪くなる一方の視界、かじかむ手指、どこをとっても楽しい要素なんてない。