信州中部ぐるり旅ちょい安編

本日のプランはまたしてもぐるり旅。今度は関東から身近にいけるループということで中央道長野道上信越道関越道圏央道から中央道に戻るループを設定した。
まずは国立府中から流入。強めの風にびびりながら小仏笹子を越えて甲府盆地に入る。甲府盆地に入る瞬間の景色は何度見ても感動を覚える。同様に諏訪が見えた瞬間も爽快だ。が、今日の諏訪がぜんぜん爽快でなかったのはおそらく雪が降ってきた(!)ことと無関係ではないだろう。気温がそれほど低くはなかったのでつもりさえしなければ凍結するほどの量ではなかったしタイヤのグリップも安定していたのだが、困ったのは視界がないこと。そして指が凍えることだ。
視界のほうは多少の視界の悪さは我慢できるが重たい雪がヘルメットにへばりつくと決して落ちてくれないのだ。こういうときにどうするか?手ワイパー(ヘルメットをグローブの甲でぬぐいながら走る)だ。ていうかそれ以外ない。でなければ目をつぶって祈りながら走るか、だ。
指が凍えるほうはもっとましな解決策があった。諏訪湖の下り(名古屋方面)には温泉がついているのだ。575円を払うと温泉と呼ぶにはちょっと残念な感じの小さな湯船につかることができる。しかしこの湯、カッと熱いのだ。根室で入った銭湯の温度を思い出してしまった。また番台のおばちゃんが親切な人で雪のついたジャケットで入っていったら少しの間だけどボイラー室で乾かしてあげる、とライダージャケットを預かってくれたのだ。おかげで風呂上りにはぱりっと乾いたジャケットに袖を通し軽快な気分に。ありがとう。感謝です。
気分一新して諏訪JCTを長野方面に。このJCT風が強くて久しぶりに自動的に車線変更してしまった。もちろん抵抗するにはするが、後のない車線だったらどうするのか。うーん。どうなるんでしょうね。本当に。思い切って反対側にバンクさせるしかないんだろうが。。。この突風にびびった俺はみどり湖PAにピットイン。ここで気を取り直してラーメンを食べる。岩のりがたっぷりの塩らーめん。これはこでうまかったが、なぜみどり湖?
落ち着きを取り戻し長野方面へ走る。松本周辺は道も良い快走ロード。クルマもほどほどだ。更埴JCTから上信越道に入る。一段と寒さが見にしみるなぁと思っていると現在の温度1度らしい。え?一度。ふふ〜ん一度ね。なーんて笑ってみてもちっとも暖かくならない。こういうときは食べるに限る!と東部湯の丸SAにピットイン。黒豚シューマイと味噌もつカツを食べる。あぶらばっかりだね。でももつカツは不思議な食感で大いに満足。GSで最後の給油を行ったのだが混雑していたせいか店員の対応はいまいち。こんなもんかなね?八ヶ岳下りのおっちゃんくらいのクオリティはほしい。一日に何度も給油するので自然と比較しちゃうんだけど。その後上信越道は吉井−嵐山30km渋滞の表示でテンションダウン。驚くことに本当に吉井から渋滞していた(笑い)。その後も断続的に渋滞し、何度かPAで渋滞したがよくやるなあみんなと。バイクだから多少ましだけどクルマだとどんなに高価ないい車でも渋滞では「みな等しく”価値がない”。」
圏央道に入ったときにはもういい時間。さすがに空いていたが道が曲がりくねっているわ風はあるわでペースは上がらず。後半八王子JCTに近づくとトンネルがあるので多少走りやすいのだが。このJCTで相模湖方面に向かう。本日二度目の〜〜ってやつだ。そして相模湖で下車。料金表示は300円。均一区間350円を加えると650円のぐるり旅だった。ハイ、アホですね。大垂水を越え東京に戻る。もう何の感動もなくなってる。最初のころは大垂水越えるのでも大喜びしたもんだがなあ。高尾から町田街道ニュータウン通り経由で東八新小金井街道で帰投。もはや信号先頭スタートに何の疑問も感じなくなってる。これやばくね?
本日の走行589km@隼