ツールド紀伊半島隼編DAY2

朝起きると0700.オーノー寝過ごした!と思いホテルの無料朝食に。一応ビジネスホテルだからなと思っていたが民宿かと思わせるセルフサービスの朝食。なんというか昔の母方の実家を思い出す、ザ・田舎っていう雰囲気だった。ご飯のやわらかさとか、そういう意味でも。。。しかし味は悪くない。仕事っぽい人も多く若干殺伐とした雰囲気もあったが補給完了。

昨日はアイドルが下がって信号待ちでクラッチを切るとストールという感じだったのでおっかなびっくりのスタート。とはいえアイドル下がるならあらかじめチョーク引いとけばいいだけだしな。スロットルオフの時の微妙の高回転がちょっと違和感があるか実用上は問題なし。最初の仕事は目の前のコスモで給油。セルフだったのだが給油が終わると勝手にスロットが回って勝手に3等があたってリッター3円引きになった。142-3=139.串本なのに結局このツーリング中最も安い給油単価となった。それでもハイオクは高いや。
その後くしもと大橋を渡って島へ。ループ橋だ。アップダウンの多い島は大型バイクで巡るにはきつい。たちごけ未遂一回。岬をいくつか周り、潮岬で記念撮影をし、南紀白浜から高速に乗るべく走り始める。道は海岸線に沿うフラットな区間が長い。前にクルマがいるにはいるがコーナーが連続して普通に走っていてもストレスを感じない流れだった。南紀白浜までは結局流れよしだった。問題はそこから先で高速とは名ばかりの対面通行だ。遅いクルマが一台いるとそれで終わり。大行列だ。最初のPAで和歌山ラーメンを食べる。本格派とか書いてあったが冷静に考えると高速のパーキングで食べるラーメンが本格派なわけがない。というわけでそこそこ。
高速を走っていて気がつくのは異様にトンネルが多い。トンネルトンネルまたトンネルだ。GPSがついてこれているか微妙な空気。そのまま大阪吹田JCTから名神に入り大津SAで給油すると新名神から伊勢湾岸道へ。新名神は周りのクルマがやたらと早い。130で巡航しても普通にごぼう抜きされる。150かそれ以上は出している車が、それも一台ではないのだ。道は確かにいいのだがちょっと危ないのではないか。というのも普通に遅いクルマもトラックもいるし。行きは新名阪に懲りたので帰りは伊勢湾岸道だ。湾岸道はやたらと高いところを走るので風がとにかく心配なのだが今回はそれほどでもなかった。反対車線を見ると橋の高さと道路の薄さ(本当にこれに乗っているのか、と思うほど薄く見える)に肝を冷やし、そのたびに何も考えないことにする。そんなこんなで疲れたので湾岸長島で休憩して五平餅を食べていると豊明−豊田東で事故渋滞1kmの情報が。きたきたきましたよ。ツーリングの最後に集中力を削りとる事故渋滞。殺意の波動をこらえ中破したブルーの34GTRを見送る。もったいねーな。小牧で最後の早めの給油を終えるとその後も富士ー裾野5km、秦野中井ー横浜町田25kmといういずれもどう考えてもその倍はあるのではという長さの渋滞をやり過ごすと夕暮れの厚木で流出、自宅については1930であった。