ツールド紀伊半島隼編DAY1

今回は割りとカッとならずに宿を取ってのツーリング。目的地は日本最大の半島である紀伊半島、そこを土日で一周してしまおうという無茶無理無謀な企画だ。もちろん東京発なのは言うまでもない。
まず朝は7時に自宅発。中央か東名か迷ったが距離が近いほうが良かろうと東名を選択。相模で給油し、厚木を0800に通過、音羽蒲郡での渋滞につかまるのが1200。
なんとか抜けだし新名阪経由で紀勢道を目指したが風を避けようという目論見はあまり効果がなく、しかも別料金により高速1000円の対象外となる踏んだりけったりぶり。しかも事前に別料金と書いていないところがいやらしい。名古屋の人は納得してるのかもしれないけど、よくよく調べないとだめだなと痛感した。
ここらへんで燃料が心もとなくなり燃料警告灯がつくハプニング。厚木で給油したのだが、300km程度で警告とは。しかし後日調べるとそれほど燃費が悪いわけではなく距離がかさんだだけのようだった。その後も四日市ICまでの渋滞に巻き込まれ流れてはいるものの快走には程遠い状態。結局高速を降りたのは1400.これでは日の出に間に合うか微妙だ。なぜなら高速を降りてから本日宿を取ってある串本まで120km以上あるからだ。
しかし紀勢道の終点からの道は深い山の中を緩やかなカーブが連続する道。雰囲気もよく気持ちよく走ることができた。前にクルマが詰まるのは仕方ないことだ。途中以前プレリュードで来た時の景色をちらほら思い出す。あーこの駐車場で休憩したな、とか、そういうの。どうやらこのあたりは漁業がさかんなようで、しかもマンボウを食べるのだとか。道の駅でマンボウのフライ定食を食べたがこれが予想に反してうまいうまい。白身のさっぱりした味わいと裏腹にぷりぷりと食べ応えのある食感。かわいいマンボウを食べてしまうのはかわいそうだが非常においしかった。満足。
その後は温度も上がり、車も多く消化試合的な雰囲気を感じる。新宮を過ぎるといよいよ熊野観光の名所として道は混み合い今までの山また山の景色が嘘のよう。一番驚いたのが鳥羽側からの鉄道は電化されていないのに、こちらにきて電車が走っているのを見た時。えええ〜〜。旅情もふっとんじゃった。
潮岬についたのが1800.もううす暗がりだ。広い芝生に懐かしさを感じつつこの時間だと潮騒がちょっと怖い。キャンプしたら気持ちいいんだろうが串本の町に戻りビジネスホテル串本にチェックイン。このホテルはすぐ向かいにある天然温泉に入れるのがウリ。なのだが超ドメスティックな雰囲気だった。自分のほかにも一台鈴鹿ナンバーのCB1300が止まっていたが流行ってるんだろうか??
回転寿司を食べ、人影もまばらなJR串本駅前を散策して宿に帰る。途中いくつか雰囲気のよさそうな店を見つけた。せっかくだから回転寿司じゃなくてこっちがよかったな、と。次回からの反省点かな。