ついカッとなって長崎へDAY2

いよいよ行程も正念場、最後の1/3に差し掛かるあたりが一番きつくなるのはどの旅でも一緒なのだが、岡山あたりから眠気が強くなってくる。なんどか仮眠しつつ吹田まで戻る。深夜27時くらいだろうか。息は気づかなかったモノレールに帰りは気づく。去年万博記念公園に行ったとき広い高速道路だな、と思って見下ろしていたのが掘り下げ式の今走っている高速だったのだ。深夜27時ごろ草津SAで仮眠。多分30分くらい。集中力は切れていないはずなのだが、カーナビのリルートがたこなせいで帰りは新名阪にしようとおもっていたのに行きと同じ新名神に行ってしまう。まあ細かいことは気にしない。というわけで行きと同じく亀山から伊勢湾岸道、この辺りで夜が明け始める。薄暗がりの中を中央道に向かう。しかし屏風山PAで休憩中に諏訪南で雪チェーン帰省の情報を耳にする。チェーン規制というのがどういうものなのか、何らかの検査があってスタッドレスじゃない通してくれないのかはわからないがノーマルタイヤで雪道しかも高速を走るという愚を冒したくないので伊那ICでユーターンさせようと思ってスロープを下るとなんと料金所の”手前で”バリヤがあいているではないか。ほかに車もいなかったのでそのバリヤで転回し、もと来た道を戻る。最初から東名にしておけば良かったが、まそこはそれ。豊田東JCTまで戻り東名を東京に向かう。片道50km、往復で100kmのロスだ。しかしトータルの行程からすると些細なことだろう。ふたたび眠気が強くなり浜松の手前で仮眠。ここで燃料がこころもとなくなってくる。ラジオからは悟りについての解説が流れている。悟りとはこういうもんだと悟っていない人が想像しても多分はそれは違うんだと。いや、最もだが、切れかけた燃料、疲労と眠気で非常にシュールな気持ちで聞いていた。
浜松で給油すると途中の事故渋滞にもめげず厚木で下車。料金は2100円。念のため補足すると長崎道嬉野ICから東名厚木ICまでの料金だ。これを高いと見るか安いと見るか難しいところだな。個人的には適正かと思うけど。そこからはちょっと欲を出してカーナビに最短距離で案内させてみる遊びもしたが、14時半無事帰宅。隼を少しどかして駐車スペースにインサイトを入れると軽く食事をして仮眠。
のはずが目が覚めたら22時ちょうど。ふぬわ!!!!ととびおきて大急ぎで車を返し家に帰ってこれを書いているが、途中なんどか消えたりして大変だった。ていうか明日仕事なのに大丈夫なのかよ。

60813-63478=2665kmのドライブとなった。きつかったけど、行って良かったかな。次はこの工程をバイクで行くとなると気が遠くなっちゃうけど、ひとつだけ言える、命が惜しければ宿を取ったほうがいい(糸冬)

ちなみにGPSログはまともに取れていたのは岩国のあたりまでで九州以降が抜け落ちていた。これもうホント頭にくるとかじゃなくて何かを悟りそうになるんだけど北海道の時といいよくわからん。バイクで使っている限りではそういうことは起こらないんだけど、いったいどういうことなのだろうか。EDGE305はバッテリートラブルで落ちるまではちゃんと取れていたわけだし、今回はインジゲータランプは問題なかったのに取れていないとなるとちょっときついものがある。何がきついってまたそういうことが起こるかもっていうことなんだけど。まあそれでもカシミール3D上では大きな前進があったと言っていいだろう。

それにしてもつかれた。