ホノルルセンチュリーライドその2

かなりハードだった昨日の余韻も覚めやらぬまま朝は4時に起きてイルカと泳ぐツアーへ。ツアーとはいえ日本のように親切ではなくろくに名前の確認もしないようだった。おかげで一組遅れた人も。ヨットハーバーからボートに乗ってイルカポイントへ。ボートはいきなりかなりのスピードで飛ばし何度も浮遊感を味わう。こういう乗り物だったっけ・・・??
で、シュノーケリングなんて経験ゼロにもかかわらず、イルカが来たので!とかいわれてシュノーケルをつけて海に放り出される。足元は無限の(あるいは初心者には無限に見えている)海底。思わず恐怖に身がすくむ。結局2,3回トライしたがいるかは見られず。背びれだけならちょっとは見られたんだけど。次に熱帯魚とたわむれるポイントへ。こちらも5-30mほどの深さのところでシュノーケル。最終的にはシュノーケルには技術も経験も要らずただ浮んでいるだけで良い、と言うことに気づいたのだが、熱帯魚が集まる暖かいポイントというのが発電所の排水管から冷却水を放出している部分のこと。眼下5mほどに直径2メートルほどの大きな排水管が不気味に口をあけている。吸い込まれることはないとわかっていても正直不気味だ・・・。最後に海がめポイント。途中エイを発見し、コレもシュノーケリング。だんだんとリラックスできて景色が楽しめるようになって来た。最後が海ガメ。4匹のウミガメが息をするために浮上ポイントを探しているところを上からシュノーケル。屋久島では上陸するところでさえ見られなかったのに泳いでいるところをハッキリくっきり見ることができるとは!アメリカっていいところだなぁ
ホテルに戻り明日のセンチュリーライド本番に備えて補給食の買出し。もちろんアメリカなのでPowerBarだ。後で気づいたがパワーバーのブランド自体はコンビニでも売っているのね。ここではパワージェルを大量購入。日本よりかなり安い!(6割くらい?かな)
サンセットクルーズまで時間があったのでワイキキビーチへ。ハワイのビーチにブロンドトップレスがいるのは日本人の妄想であり、実際にはトドみたいなおばちゃんが横たわっているだけだ、と小田嶋隆先生は言っていたが、実際のところ白人のプリチーレディもたくさんいた。ただ意外だったのが水が冷たいこと。一応まだ9月なのだが、ハワイの水温ってこんなもんなのか?と思うくらいの冷たさだった。一旦入ってしまえばそうでもないんだけど。そして波が高いこと。そりゃあサーフィンができる程度には波があるというのは常識で考えればわかりそうなもんだが、遊泳していてキツイ程度の波は普通にくる。そこで防波堤に打ち付ける波がどの程度なのかと言ってみたらまずたどり着くまでに疲労困憊。波がなければいきつぎできるところでも波を被っている時にはそりゃ無理だ。ひぃひぃ良いながら岸壁をよじ登ると黒人のマッチョ、チャーリー(仮)と目が合った。その瞬間チャーリー(仮)はニコッと白い歯を見せて最高の笑顔を向けてきたわけだ。あれ?なんだろうと思った次の瞬間、押し寄せた波になぎ倒されて堤防から転げ落ちた。堤防滞在時間5秒(※体感、遠くから見ていた「う」によると15秒はもったそうだ、が、あまり変わりはないだろう)。短すぎ!しかし足を負傷。
そして本日最後のイベントはスターホノルルという客船のクルーズだ。夕日は雲に隠れて見えなかったが海から見るホノルルの夜景はどこか香港を思わせる雰囲気があった。山を背にしてそびえる巨大ビル群。料理もフィレステーキとカニが旨くて大満足。ちょっと船酔い気味だったけど。