おうちでグランドツーリング

例によって朝一発めで寝坊しアーチェリーに行き逃したのでそのまま家でぐだぐだ。夏は暑いし家にずっといるとやっぱあれだ。というわけで昼ごはんは昨日味を占めた西武柳沢のラーメン屋に遠征。信じられないような場所にあったわけだが上手かった。しかし無化調多いね。西武新宿沿線はヘルシー志向?といわれればそんな気がしないでもない。もとい脂っこいものが苦手な人が集まってきそうな気もする。
くぼ田 くぼた 西武柳沢 ラーメン 700円 ☆3 駅前にもかかわらず実にびみょーな細い路地の奥にある店。カウンターのみの5席なのであっという間に満席になってしまう。もちろん食事時だったので店の外で待ちましたとさ。店内は日本料理の料理人風のおやじがひとりで作っている。スープは子鍋に入れて暖めていたようなので何か仕上げの調理をしているのかもしれない。麺は細麺だがいわゆる黄色のラーメンっぽい麺ではない。それがどんぶりの中で丁寧に折りたたまれている。仕事こまけー。スープはなんともやさしい味だ。魚介の風味は感じるがこれでもくらえという風ではない。こんなんでどうでしょうか、という雰囲気だ。豚骨や鶏の要素は感じられなかった。昆布か何かをベースにしているのだろうか。とにかく段差のない不思議なスープだった。チャーシューも油っぽくなくて素晴らしい。具は他にメンマだけだが、決して派手さがあるわけではなくじわじわとまた食べたくなるそういう深みのある一杯だった。今行けば新大久保めときの味もわかるのだろうか。
帰りにもう一軒うまそうな店をみつけてしまった。西武柳沢侮りがたし。さらには駅に近いのに芝生の広い広場も発見。子供を連れた親がたくさんきていたがそんなの吹き飛ばす広さ。まっすぐ家に帰らずちょっと遠回りして帰宅。食事後の散歩は(といっても自転車だけど)なんとなく優雅だ。急がなくていい、飛ばさなくていい、そんな走り方もたまにはいいもんだ。って最近はずっとそうか
家に帰ってサックス練。以外にも勤勉だ。3回目なのに2回目よりダメ。思い出したフレーズを忘れている。こ、これは・・・しかし口の周りの筋トレやフィーリングの練習だと思えばやらないよりましだろう。そうだろう。
現実逃避のため家に帰ってGT4を久しぶりに引っ張り出してきた。そしたらなんとグランツーリスモチャンピオンシップに参戦中なので他のモードが楽しめないではないか。フルチューンした涙目インプで雨のつくばですーぱーカーをぶっちぎるのが楽しいのに!!しかたないのでGT3をひっぱりだし、1からプレーし始めてみた。絵的にはちょっと劣るが、それ以上に挙動がGT4と違う。荒いといえば荒い。低速のヌルっという加速感が少し弱まっている。いや順番が逆か。きっとGT4になったときにシミュレーションの精度を上げるか何かしたのだろう。が、それ以上に衝撃だったのが中古車買えねぇ。仕方ないのでパンダレビンを新車で買ったがコレは新車じゃあ買えない様な。そして序盤は難しい。異様に難しい。ライセンス試験をパンパンとって国際Bの最後につまって終了。じゃあってんでWRC4を引っ張り出しラリーに参戦した。プロドライバーチャレンジは最初のテストで落とされまくったのでパスしチャンピオンシップモードで走ってみるが良くても5位、わるけりゃ10位以下という体たらく。マシンにもコースにも慣れが必要だなっていう以上にプロはこんなところを走るのかキチガイだなと感心。いやいやまだまだとばかりにmotoGP2を引っ張り出しプレイ。コースは10個しかないが再現性は低くない。最初はバンクがギクシャクして感覚をつかみづらかったがこれはまあクルマでもおなじでどこでブレーキを踏むか、どこでステアリングをきるか、どこでアクセルを開けるか、というどこでがわかり始めたら後はそれほど難しいことではなかった。それでもビルトインされたゴーストの青木琢磨早すぎるんですけど。プロライダー恐るべし。
とまあ4本(実はそれ以上)にわたってレースゲーを渡り歩き家にいながらにしてグランドツーリングをした気分に浸ってしまった。ついカッとなってやった。今では反省している。しかしWRCはラリーゲームの枠を超えて世界各地の綺麗な景色をドライブするゲームとして売り出してもいいのではないか。ハワイを3D化して有名になったTESTDRIVEのようなイメージ?だろうか。でもやっぱ現実のドライブがしたいなあ。