3コマでへとへと

最近週末になるとより疲労が蓄積しているが、今日はアーチェリーの疲れで疲労度MAX。いわゆる筋肉痛ってやつ。仕方ないんでダラダラしていると教習の時間が迫ってきてあわてて飛び出すいつものパターン。が、今日がいつもと違ったのは普通に教習所にいくぶんには余裕なところをちょっと離れたところにあるラーメン屋で昼ごはんを食べるというミッション?を背負っていたことだ。
その店の名は大山家。いわゆる家系とはちょっとちがう濃厚とんこつ魚介らーめんだ。この熱いのにらーめんなんて食べに来るやつようおらへんやろちょっと時間きついけど急いで食べれば何とかなるかもなーと、希望的観測に基づいて入店したのが運の尽き、結局待ち時間20分、食べるのに8分というアンバランスさで店を飛び出す。あ、内容は、まず麺が極太。それだけでなくやけに弾力があり意図的に噛み切ろうとしなければ跳ね返されてしまう。俺こういうわざとらしいの好きじゃないんだけど・・・そしてスープは家系の割にはまともな魚介。麺は喉越し重視なのだろうか、スープとのからみが微妙だ。毎回行ってる気がするけど。そして最初はするっとはいってきてだんだんと塩分と脂分が気になりだすという構成、湯でキャベツで油っぽさを中和しながら食べないと気持ちの悪くなる脂肪分85%のチャーシュー片。どうにも納得いかず最後までスープを飲み干し、若干くちのなかに引っかかりの残るフィーリングはそれなりにきっちり出汁をとっているようなのだが、うーむ、わからん、何かが足りない。店主はフレンチの修行経験があるらしくオリジナルメニューが豊富そうだ。油そばもあるようなので次に期待だろうか。
なんて通ぶってみたところでただの人、何が出るわけでもないのだが、確実に時間はなくなり、時計では受付まで残り3分、後1.5分というところでギリの延長連絡を電話する。電話終了から1分で受付し事なきを得たのだが、いやーあせった。なんだったんだあの行列。暇な人はいいかもしれないが人気店も考え物だなあ。というまもなく教習だ。こっちはもう残りコマ数も少なくなりガチで集中していかないと厳しい。何しろ回りは高校生、大学生なのだ。その中で教官の言うことを素直に実践し、一発で合格していかなきゃいけないのだから人生経験以外の全ての面(記憶力理解力体力反射神経など)で負けてるオヤジとしては厳しい。大学1年からは10年、高校生1年からは12年もビハインドしてるんだからなあ 
炎天下”F"という完熟練習を繰り返す。第二段階は法規走行なのでもはや学習のための練習ではなく試験への備えとしての心構えが必要なのだ。スラローム急制動一本橋、一期一会の精神で集中して取り組む。そして今回は2コマ連続の2輪オンリー教習だ。暑さがこたえる。で、なんとか二つのコースを覚えきり、一息ついたところで魔が差してしまった。そう、第二段階は一日3コマまで教習を受けられるのだ。1コマ休んで3コマ目にのぞんだが、ちょっとこれはもう、集中力的にアレでナニでしたよ。目も若干うつろになりましたよ。ほんでもなんとか無事に教習を完了。教官からは特に目新しい指摘もうけずどうやら技術的には問題がなさそうだ。もう終わった段階でへとへと。
しかし一日は終わってくれない。吉祥寺のイワキに新しいめがねを取りにいかないといけないのだ。東急のいやーな雰囲気にもめげずめがねを受け取ったがイワキはやはりサービスがすばらしい。俺のかけていたふるいめがねの鼻当て部分を無料で即座に交換してくれるし、めがねクリーナーのスプレーは無料で補充してくれるというし、取り扱いのアドバイスも懇切丁寧にしてくれるし。肝心のめがねはちょっとレンズが大きめだけど性能を考えたらコレはこんなもんだろうと納得して晩ご飯を探す。何しろ吉祥人なのでおしゃれ軍団で大混雑だ。正直吉祥寺のどこがおしゃれなのかはわからないが、店は確かに気取った感じの店が多いのだ。ヨドバシでらーめんでも、と思って自転車を止めに行く途中ふと路地の奥に讃岐うどんの店が見えたのでおしゃれ軍団から逃れようと入ってみた。が、予想通りセルフサービスのくせに微妙におされそうな店でげんなり。うどんはうまいがこれまた噛み切るのが大変な堅さ。だからそういうわざとらしいのは好きじゃないんだってば。
家に帰ると疲労のあまりがっくりと眠りこけて何もできなかった。今日はもともとアーチェリーの練習はお休みの日だったが、とてもじゃないが前にアーチェリーは無理だった。3コマ恐るべし、そして自分の体力のなさを痛感したのだった。もっと練習せなあかんで。