やせがまんの理想と地に足の着いた妥協

今年の夏は鈴鹿8耐にバイクで観戦に行くことを目標にしてはじめたバイク教習だが、なかなか進まない教習はともかくそろそろバイクを決めなければいけないということになりつつある。
レース大好きでとんがったデザインが大好きな自分としては当然第一志望はレーサーレプリカだ。しかし今400cc以下で買えるレプリカは中途半端な2st125ccだけなのだ。アプリリアとデルビがそれであり正直よく発売できたなと感心するのだが、レースに出るわけでもないのに2st125ccはいかにもアレだ。そう、もともとオートバイは競技用ロードバイクの旅に向かなさを痛感したために購入を決心したわけでオイルを消費する2stは候補に入れるのは本末転倒だ。そもそもポジションのハードなレプリカはあまりツーリングには向かない。となると選択肢は
1.教習車両に近いネイキッドCB400とかXJRとか他たくさん。個性はないが玉数は多くマルチに使える
2.ツーリングを目的にしているのでツアラー。このクラスでいうとZZR250かZZR400の独断場だろうか。
3.いっそのこと普段使いと維持費を考えてクロスオーバー車。セローの225あたりが玉数値段性能のバランスが取れているがこのジャンルも玉数は多いだろう。林道に入れるのも登山方面を強化したい現状からすると魅力だ
4.4stのレプリカを無理やり探す。輸入車にはなるがYZF-R125あたり。レプリカというわけでもないのだろうが、クラス唯一のフルカウルNinja250Rも考えられる。

4はかなり無理のある選択であり、ツーリングをする以上復帰戦でいきなり玄人向け車両を選ぶわけにはいかない。諦めよう。なおNinjaはとんがってないかもしれないが、好調な販売と裏腹に玄人筋からの評判が良くない。コストカットのために構造がプアになっていること、重くなりパワーが落ちていることが原因なのだろう。それに素人が喜んで乗っているというのも不思議な構図だ。

これだけがんばったのにまだ1.2.3が残っているではいか。果たして俺はバイクで夏の8耐(7/26)にいけるのだろうか。だんだんいけないような気がしてきたのだが。