迷走新車購入劇

実は先日オルベアのオルカのオレンジを発注してしまった。もちろん発注先は店長なのだが、今日は残りのパーツでも選びに行こうかなとイシュタールを目指した。が、そこでまっていたのは在庫切れという非情な宣告。なんでも今週前半の段階で2台あったのだが、もうなくなっちゃったよ、とのこと。やまちゃんの在庫ではなく、オルベアの在庫だというからもうお手上げだ。次の船で(笑)スペインから輸送されてくるのをまたなければならない。何ヵ月後だよ!思えばここまでも在庫切れの魔の手はじわじわと忍び寄っていたのだ。
1.BMCのTimeMachine TT-02(これは08モデルだから、まあ仕方ないところもある)、絶版
2.ピナレロのFP5 (09年モデルなのに!ばっばかやろうっ)絶版
3.オルベアのオルカ(赤) 在庫切れ、入荷待ち
4.オルベアのオルカ(オレンジ) 在庫切れ、入荷待ち
さて、これらが全て破談ということになってしまいました。せっかく清水の舞台から飛び降りたつもりで40万のフレームを注文したのにどうも次のフレームを真剣に決めるエネルギーがすっかりなくなってしまい結局選んだのはブリジストンアンカーのRFX8(レーシングカラー、レッド)equiupeという完成車。フルカーボンのフレームは派手にスローピングしている。グランフォンド向けのような解説が書いてあったが、TOUR OF JAPANで使おうかと思ったという田代元選手のコメントで決めることにした。長距離走っても足に来ないのだ、と。そういうフレームを求めていたのだよ!
コンポは105の黒、ホイールはWH-R500だがこれは練習用と割り切れば必要十分だろ。R550の寿命が心配なのでスペアってことで。これに3年乗り、3万キロくらいでコンポを次期DAに切り替えるくらいの心持。値段は定価27万でSHUWIN号と比べると1万円ダウンだが当時はこの値段では実業団選手が賞賛するようなフルカーボンフレームはとても買えなかった。そう考えるとイイ時代になったというか
もうひとつ、アンカーバイクはセミカスタマイズオーダーが可能なのだ。これは完成車としては画期的だと思う。フレームサイズ480、コンパクトクランクの50T、ハンドル幅400、ステム70、ホイールはデフォルト、ペダルなし、とパラメータをチェックし、とりあえず納期がどうなるかだけど、これで3ヶ月待ちとかならないことを切に願う。

だが全て終わってから気づいた。オルカは待っても良かったんじゃないかと。ま、その場の勢いは大切だよね。フレームとのめぐり合わせというか。ご縁は大切にしないといけませんよ。ってことにしておこう。

その後実家に戻りちょっと用をすませるとトンボ帰り、再びイシュタールの前を通過してアパートに戻る。ごはんを食べて走行距離は80kmくらい。じゃ、後20kmってことでいろは坂へ。ゆっくりと登って降りて帰還。相変わらずロータリーはいいフィーリング。ダウンヒルコーナリングもいいフィーリング。今日は一日心拍計を見ながらLSDをこころがけたがちょっと気を抜くと衝動的にかけてしまい80%90%に達してしまうようだ。スロー、スローと心の中で唱え続けたけど、他に自転車がいるとなかなか平常心とはいかない。やっぱり禅寺に行ったほうがいい?のかな。

本日の走行距離119km