黒デスクトップ

M$WinXPのWindowsUpdateをしようとした海賊版の壁紙を黒くするという不思議な変更を加えていたのは割りと前から知っていた。いたのだが、今回あまりにも面白い意見を見つけてしまい感動を覚えたのだが
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810301555
によると
>中国国内のWindows利用者の間からは「マイクロソフトが画面を勝手に黒くするのは利用者の権利の侵害」「正規版が海賊版よりも安ければ喜んで正規版を買っていた」とする非難が殺到。
したらしい。
最初の意見だけど"利用者の権利"はもってないよね、海賊版なんだから。
次の意見だけど、正規版が海賊版より安いってのはどういう状況なんだ。海賊版が存在すること自体違法なんだけど、そこをスルーすると、中国では偽札はOKで偽札よりも真札が安ければ喜んで真札を使っていた、ということだろうか。偽札OKとは実に懐の広い国だなぁ。
が、感動したのはあまりにもアホすぎるこのコメント自体ではなく、独裁政権であるはずの中国政府が自分から犯罪者だと宣言している人間に対して逮捕もせずに対応しているという事実。偏見かもしれないが、中国こそ人権とか関係なく犯罪者は即時重罪を実行する数少ない国だと思っていたからだ。警察とか検察とかの権限や能力が落ちているのか、政府的少しでも対外的に敵を作ることで政府への風当たりを減らそうとしているのか、いずれにせよなんかちょっと中国のイメージが変わったのは確かだ。