ミカハッキネン

なんかだんだん仕事が減ってきているので一日だらだらと仕事をするふりをしながら某有名階層型DBのログから資源割振り変更字の影響シミュレータを作成しようと悪戦苦闘。これはこれで他の人にできない仕事なので有意義といえば言えるのだが。

うまくいかん。

ExcelVBAなんて使うんじゃなかった・・・と思い悩む必要もなく別にできなきゃできないでお客さんへの説得資料がひとつ減るだけなのであえてスルーし、職場で流行の兆しのあるルービックキューブを買に吉祥寺にのヨドバシへ。途中先輩がPSP3000の実機を見に行ったりとか、電子ピアノを見に行ったりとか、しつつ目的のぶつを無事ゲット。レジに向かう途中一応ジェット戦闘機もチェックしないとね、と思いふらついていると、ミニカーコーナーに偶然とおりかかり、ここのミニカーコーナーはF1カーのラインナップがかなりすばらしく、決して網羅しているわけではないのだが、マイナーな車がぽつぽつとおいてあるのだ。以前1/24のキミライコネン(2007年式)もここで格安ゲットしたのだが、今日も見つけてしまいました。

ミカ ハッキネン 

オーノー。

しかも2006年のウィンターテストバージョンでジョニーウォーカーのロゴの入った、フロントは最新型に通じるパリパリエアロにもかかわらずウィングのオーバーブリッジがないもっともデザイン的に美しいモデル。現存するすべてのF1カーの中でこのモデルが一番好きかも。さらには06年には前年ランク2位だったライコネンがこの美しすぎる車で一勝もできずにリタイアの山を築き(もちろんあれだけきれいな車だから相当修復が大変だったらしい)翌年フェラーリに移籍したわけで、翌年のアロンソとハミルトンの熾烈すぎる争いは記憶に新しいが、それだけ命運をかけたフルモデルチェンジをした最初のモデルなわけで、しかし残念ながら失敗作だったわけで、06年シューマッハ引退のカゲでひっそりと中段グループを走る異様なまでに美しい車を鈴鹿でうらめしく見送った、相当に思い出深いクルマだ。

財布の中身がさびしかったので目的のルービックキューブをおもむろにあきらめ、全財産はたいてハッキネンを購入し最高の笑顔を振りまきながら帰途に着いたのだった。