ひらけごま

そろそろ今のアパートに住んで一年になるが、ずーっと不満に思っていたのが、玄関のドアが渋いこと。築年数は20年どころじゃなく全体観としてボロさがにじみでているので、今までこんなもんかな、と思ってそのまま使っていた。
ところが最近急激にドアの渋さが増しこりゃどげんかせんといかんな、と思っていたところ、ふと気がついてしまった。ちょうつがいの内側のねじが浮んでドア枠と干渉しているのではないか。あれ、とも思わずに手できゅきゅっと軽く締めると、なんといままであれほど渋かったドアがぴたっと閉じるではないか!!
えっうそっまさかそんな。今まで一年間気合を入れてガッと締めては鍵が回らず体重をかけて締めなおすといった日々を繰り返してきた俺はなんだったんだ?と同時にどうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだという驚き。やはり何事も当たり前だから、と諦めていてはうまくいくものもうまくいかないんだな、と思い知った。
それも含めて最近思い知ることが多いが、まなびの成果がどこに出ているのか若干疑問ではある。