コショウイズム

人にあげるために久しぶりに自分のJAZZライブラリ(mp3でーた)を洗っていたら改めてArtPepperの良さを実感してしまった。あまりに良いので勢い余ってamazonでCDを3枚ほど注文。
いずれもArt PepperでModern Art/The WAY It was/Art Pepper Qualtetの3枚。どれもしみる!

しかしちゃんと色物を仕込むことを忘れないサービス精神旺盛な俺はグレングールドのゴールドベルク協奏曲(デジ録版)もゲット。期待のAriaは驚くほど短い。スローなプレイだと聞いていたので特に調べることはなかったが予想とは全然違うものだった。

さらに仕込みは続きeufoniusのメトロクロームもゲット。もともとvo.は繊細で平坦な声質ではあるが、編曲も緻密な印象。作曲編曲でバリッとサクッと想像を超えることを期待していたのでやはり拍子抜け。強いていうならばシラタマの歌詞にやられた。ネコをテーマにすりゃぁネコ好きに受けると思ってんだろうが、そんな浅はかな考えが100%バットの芯にヒットしてホームランとなった。とはいえ場外というほどでもない。

ここで面白いのはArt Pepperの1950年代からeufonoius/riyaの2008年まで実に半世紀以上も離れた音楽を同時に買い、同じものさしで楽しめる、これぞまさに”名曲時を越える”っていう表現がふさわしいのではないだろうかと感じた。もっともグールドのアルバムはバッハだからそれこそ数百年を越えているわけなのだが。