あめ(らーめん)とむち(自己啓発系研修)

自己啓発系の研修はいやだ。本当にいやだ。
どのくらいいやかというと、講義中にそれはもうわかったから帰っていいかな、と言いたくなるくらいいやだ。が、まぁ言わんとすることも理解できなくはないんだ。つまり誰もが実はやったほうがいいんじゃないか、と思いつつも、でもそれは俺らしくないし、見たいな壁を作っちゃう部分があって、それは明らかに仕事にしろプライベートにしろ可能性を著しく制限してんだ。特に俺みたいなアマノジャクは。
んだが、じゃぁ壁をなくしてみますかーというのは、チャック全開で銀座マロニエどおりを歩いてみよう、というわけで、仮に道行く人全員がそれが罰ゲームだから仕方ないと認識していたとしても、嫌だと思う。ていうか、明らかに嫌だ。
この二日間その”チャック全開で歩かされる罰ゲーム”に業務として参加してきたわけだが、本当に微妙。営業にSE、間接部門、事務、中途採用、などなどさまざまな立場の人がいたのだが、(一応全員同期?)なんつーか、違うのである。自分も含めてみんな自分のことしか考えていないのである。壁があろうとなかろうと(というのは少し誇張があるかもしれないが)できればお友達になりたくないタイプの人たちばかりなのである。
そんなわけで?今日のひるごはんは昨日に引き続きラーメンシンフォニーのめじろの味噌ラーメン、夕飯はいまむらの油そば。以前めじろで普通の醤油ラーメンを食べたときには正直言って無化調の良さなんてぜんぜん伝わってこなかった。それよりも食べてる間中薄いなぁと思い続けていたもんだ。(今にして思えば錦糸町の某大島ラーメンで返しの醤油ダレを抜かれたときの味に似ていた)なんとも面白みのないラーメンだと思ったもんだ。逆に言えばそれだけ他のラーメンには化学調味料やらなんやらがどっさどさ入っているということなんだろうが。で、今日はよかった。味噌は甘めで、バックにある出しは野菜や煮干なのだろうか甘さがあり味噌の旨みをやさしく包み込んでいる。そう、うまい味噌は味噌だけでうまいのである(変な表現か)。だから無化調の柔らかな旨みと味噌のわかりやすい旨みの両方をいいとこ取りできるのである。今後無化調ならば味噌!という公式が自分の中でできたかもしれないくらいの革命だった。その割には評価は星ヨッツ。やっぱりインパクトにかけるというのが評価理由なんですが、すいません、根っからジャンキーなもんが好きなのです。で、いまむらは毎日・・・なのだが、油そば、これは武蔵境の珍珍亭が発祥であるため、武蔵境を2年もの間最寄駅としてきたヘビー武蔵境erとしては避けて通れぬメニュー。だが!今回は本家元祖その他云々にどれだけ似ているかなどというチンケなコメントをする必要がないすばらしさ。というのも、麺こそ表面が少し荒れて単体でわずかなスープにも絡むようにしてあるが、その上にもやしとキャベツの炒め物が乗っているのである。そして海苔にチャーシュー、このチャーシューもちょっと生っぽい、赤みがかったモノでラーメンにチャーシューとして乗っているのはほとんどというか、自分は一回も見たことがないシロモノ。これだけでもオリジナリティを感じるところなのだが、スープがまたちょっと違うのである。つけ麺のスープのように若干酸味と甘みの混じった粘度の低いもので、玉ねぎの刻んだのが普通のラーメンと同じように入る。ワイルドで繊細ななんていいたくないが、まさしくそれだ。今回の研修のつらさは4杯のラーメンで吹き飛んでしまった。いいことじゃないか。うん。