day2 待機

[打ち上げ見学場所下見・種子島南部観光]
あらかじめ一日打ち上げが延びる事がわかっていたのでこの日は一日待機。
まず見学場所の第一候補長谷展望公園を下見。たしかに発射台が良く見える。広いから人はかなり入りそう。次に宇宙ヶ丘公園を下見。公園自体は芝生と池のある綺麗な場所でテントを張っている人が何人かいた。しかし悪天候で下見中に雨に降られる始末。海の上に黒い雲が見えてから実際に雨が降り出すまで数分というすばやさ。ロケットを観戦する場所は道をはさんだ展望スペースがあるが、それほど広くなく、長谷展望公園よりは遠い感じ。しかも公園ないからは見る事が出来ないというなんじゃそりゃスポット。
雨が強くなってきたので一旦宿まで戻って小ぶりになったので前之浜を下見。というよりこれはほぼ観光で鉄砲伝来のきっかけになったポルトガル船が漂着した場所。展望台も整備され、とても綺麗な砂浜だが、天気は最悪で、雨のち土砂降り。危険を感じて撤退したのはいうまでもない。
宿に帰ろうかとも思ったが、この雨で宿でごろごろしてもハッピーになれないと判断し、温泉に行く事に。種子島には何箇所か地元民のため(と思われる)の温泉施設があり、河内温泉センターもその一つ。石鹸やシャンプーの備え付けはないが、結構広めかつ当たらし目のお風呂に300円では入れるのは全国平均から見てかなりがんばっていると思う。その後小ぶりになったのを見計らい、町をうろうろ。とはいえ街中は道にクルマを止められるわけでもなく、本屋に行って見たが品揃えはビミョー。住民の趣味がこうなのか競争がないからニーズを把握する必要がないのか定かではないが、全国的には地方都市であっても機会があって立ち寄ると営業努力に感心させられる本屋も多いなか、むしろ貴重だなと思ったというか、つっかえねぇなぁとつぶやいたのはここだけの秘密。で、おとなしく宿にもどった、が、再び雨がやんだので門倉岬(鉄砲伝来の碑)まで移動。ここは最高だった。高台の絶壁に立つ神社と展望だいからは地球が丸く見える、なんて説明をつける必要がないほど周りが海。そして綺麗な海岸と潮騒に包まれる事が出来る。その後海沿いに南西部を移動、夕日の写真を狙う、が、やっぱり雨が降ってきてしまって結局うまく撮れなかった。
宿に戻る途中高台にクルマをとめて何かを見ている人がいた。多分ロケット関係なんだろうけど、スルーしてしまった。後にロケットを組み立て棟から発射台に移動させていたらしい。そして夜の間に燃料である酸素と水素の注入を完了し、翌朝にはニュースで放送していた。惜しい。移動風景もスケジュールがわかっていたら見学できたのに・・・