Air涙のかたち

ハルヒ->フルメタルパニック->ふもっふ->TSR->Kanon->Air
と見事な京都アニメーション街道を邁進しAirを鑑賞し始めたが、Kanonでびっくりした涙の表現にさらに磨きがかかっていて大感動。もとより現実世界を2次元にマッピングした時点で3次元と比較する意味はなくなるのかもしれないが、同じテーマを同じような構図で(実際にはずっと自由になるんだろうけど)描いて全く別な形で表現できて、しかも全く別な形で説得力があるなんて、素晴らしい。素晴らしすぎる。
たぶん歌舞伎における女形のように、日本文化の様式美のひとつとして数えてもいいのかもしれない。もっともそれらオーソライズされた美に対しては個人的にはさほどの感動を受けないのだが。