神の沈黙 遠藤周作ってすごいんだな・・・

読むものがなくなったのでたまたま親父の本棚にあった小説を一つかっぱらって鞄に入れて通勤。
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遠藤周作の沈黙。せつなすぎ。朝の通勤で激しくしょんぼりしたあげくに、勤労意欲も飛んでいきました。ハイ。久しぶりに本格読書の割には話が重すぎたか？

でも小説ってのはかなり暗い話が多いよな。明るい話なんて読んだことない。昭和時代の日本の小説で明るい話満載の小説ってあんまりない気がするし、たまに明るかったりするとそれはエッセイだったりコメディだったりするわけで、まあ分類の問題なんだろうけど。

読み終わって信仰というのは非論理というか感情や本能のようなものだと思っていたけど、そうじゃないのかもしれない、という理解が生まれた気がした。この感覚、ずっと理解できなかった概念たとえばオブジェクト指向を理解できた時のような、言葉じゃない概念が脳に浸透していく、快感ではないけど、それに近い微妙な感覚、を久しぶりに味わった。頭、良くなってるのか？悪くなってるのか？たぶん後者かも・・・