初雨レース Mt富士ヒルクライム

レーススタート時には小雨。降ったりやんだりの中、防水のウィンドブレーカーを着てレース。序盤は周囲をよーーーく観察してGIANTのカーボンバックのアルミにキシリウムをつけてる人を発見。自分のペースより少し早いくらいだったのでその人を捕まえて後ろをひたすら追い掛け回すこと15キロ。序盤不安定だったペースが完全に安定し、その人がへばったところを一気に前に出る。すなわちさらに加速する。不思議なことに肩の力が抜け、足がすいすいまわっていく!記録は1h43m43sで30歳以下クラスでは268位。しかし自分より全然良い自転車を使っている人を当たり前のように抜くことができて感激。
しか〜しそこでめでたしとならないのが最近の俺。霧の立ち込める富士山の五合目で下山用の荷物がロスト・・・直前に全然違うゼッケンのかごに無理やり載せてもらった?のがいけなかったらしい。結局雨でぬれた状態で荷物を探すこと一時間(推定)なんとか係りの人の協力で荷物を見るけることができ、アンパン一個食べて下山。結論から言うと下山のきつさは登りより厳しいかも。足の感覚はおよそ10分で消失。雨は降り止まず体温と体力を容赦なく奪い取っていく。そして路面にできた川。ストレートでもグリップが不安になるほど。それでいて周囲との距離を保ちながらコーナーのたびに握力低下により効きが悪くなったブレーキを祈るように握り締めることこれまた一時間、最後の方になると、もう一度急ブレーキが必要なシチュエーションがあったらとまれずに前に突っ込むなーと思ったところで料金所。ぎりぎりセーフ。
帰りは宿までさらにひとっ走りしたわけだけど、これまた迷走。しかし楽しかった。