勝てるわけない?諦めずにベストを。

Wカップ開幕して即負けですね。個人的には0-5くらいだと逆にせいせいしたとおもうんだけど。当然その時間家に居てF1イギリスグランプリの録画を見ておりました。こちらも日本勢はコテンパン。バトンはともかくバリチェロ惜しかったなぁいい位置だったんだけどなぁ。その後まだ試合が続いていたのでローラーをまわしておりました。

もちろん試合やレースというのものはやってみなければわからないものではるけれど、練習でダメなのに本番だけ良いって事はないのだ。日ごろからきっちりやることやらなきゃダメなのだ。本番だけ盛り上がってお祭り騒ってのは如何なものか。過小評価も過大評価もしない、その人の実力が出し切れればよいじゃないの。日本代表に決勝リーグに進んで欲しいと思って応援する人が居るのは気持ちは分からないでもないけれど、たとえば自分がヒルクライムでエリートクラスのタイムでフィニッシュできるなんて、誰も思わないし、そういう性質のものでもないはず。分かってあげようよ。彼らを。本当に好きならさ。日本代表が。
ラグビー早慶戦を見に行ったとき、たまたま両者の実力差があって(どっちが上かは言わずもがなだが)、弱い側のファンが「もっと、練習、しろー!」と大声を張り上げていた。周囲は笑っていたが、その時、ファンの声援の中にどこまでも暖かな励ましの意図を感じたし、けっして侮辱的な意味合いを感じなかった。応援すると言うことはそういうことじゃないだろうかと思った。何も考えずに勝て勝てとただ大声を張り上げる応援するのもひとつの形なんだろうけど、むしろそういう状態で勝て勝てというほうが、酷であり、にわかファンぶりが浮き出しているように思う。いわゆる”空気読んでない”状態。日本中が空気読んでない、プレーしてる人のことを本当の意味で応援してない、そういう”イタイ”状態にある気がして、最近この国が情けなくてしょうがない。
その意味で当日記ではナショナルカラーを使わないジャージを着ている意味の分からないサッカー日本代表とはいえ、生暖かく見守る方針です。もちろん、彼らなりのベストを、諦めず、本当に尽くした、その瞬間を応援しています。昨日の試合ではそんな風には見えなかったけれども。

頑張れ日本。頑張れ俺。