Day6 さらば九州、無念の阿蘇、佐賀県(はなわ風に)

湯布院の宿をあとにし、長者原で松村と別れる。どうもガスっていて阿蘇山頂もダメそうなので諦める。無念だ。いつかリベンジしたい。長者原を散策するが尾瀬みたいな雰囲気。スケールは小さめだけど。
中津江村(W杯開催時にカメルーンのキャンプ地だったところ、実は日本最大の金銀の鉱山があったようだ)を経由し、佐賀県へ。本当に車なんてめったに通らないのかどうか、確かめたかったのだ。しかし車はガンガン通っている。道はわかりにくい。こら!はなわ!真実を伝えないとダメじゃないの・・・ただ、蛍光テープをつけたヘルメットは本当だった。
佐賀城にて佐賀の歴史を思い出す。我らが心の総長大隈重信も佐賀の人だった。危うく忘れるところだった。今でこそ地味な佐賀だが幕末には大砲や人材の最先端にあったなんて・・・佐賀に対する世間の注目が低いのはそういう事実が知られていないからだろうか。そして待望の吉野ヶ里遺跡へ。テーマパーク風に復元されちょっと作り物っぽい雰囲気が漂うが、それでも現存する最古の遺跡を見学できた意義は大きかった。
博多をバイパスし8時には九州を離れる。R2は思ったより進まなくてイライラ。しかし粘りの走りが奏功し関西圏を視野に入れ姫路への到着に成功する。今考えればここがキーの一つだった。