一度も登らぬバカ、1日に2度登るバカ

富士山、といえば、一度も登らぬバカ、2度登るバカである。

2度登ることがバカであるかどうかについては議論の余地があるのは確か昔も書いたはずだが、なんと本日1日のうちに2度も富士山に登るという暴挙に出てしまい、大変反省している。

ことの発端は
・明日は富士ヒルクライムの審判だ
・少しでも高度感に慣れておこう
・あざみライン一本登って降りる
・選手結構試走しててあぶない
・しかも霧が出てて微妙
・じゃあ選手がいなさそうなところで試走しよう


このような経緯により須走口五合目および新富士宮口五号目まで1日で2度登るという暴挙に至ったわけだ。しかし表富士スカイラインの方がより霧が濃くペースが上げられない。別段早く走る必要はないが。しかし、標高2200mを超えたあたりで急に世界が変わった。濃霧が急激に晴れ真夏の日差しが直上から照りつける信じられない光景が展開していたのだ。もちろん眼下には一面の雲海が広がっている。まさに神々の景色というべき絶景だった。意外にも山開き前にもかかわらず相当数のハイカーが駐車場に陣取っていたが16:00JSTに下山後という程で帰り支度をしていた面々は一体どこをどう登っていたのだろうか。若干気になる所でもある。
というのも当職は過去、12年前であるが、6月中旬新富士宮五号目から登山を試みわずか100mでw残雪のため断念しているのだ。今年はそうでもなかったようだが残雪により新6号目以上は通行止という看板があった。新6号目といえばせいぜい200mも登らない場所にある。そこから先はアイスバーンの残雪があるはずなのだが・・・

とまれ宿舎に戻り役員ミーティングを経て先輩の薫陶を深夜まで受けるのであった。