秩父へホイールテスト

連休最終日、結局一度も自転車に乗れなかったということでnotubeのテストも兼ねて秩父へ。
ホイールを持った感触としてはそれほどの軽量性を感じなかったし、走り出しの踏み出しも結構とがっしりと踏み応えのあるものでたぶんこれはタイヤの性質によるものだと思うのだがふーんという程度。しかしのぼりに差し掛かると自分のイメージよりもはるかに上る。ここでいうホイールが上るとは上り坂で遭遇する”ノッキング域”に入らない状態が長い。上り坂でスピードが落ちると同じギアで走っていればトルクが必要になってきて一定以上のトルクを要求されると急激に不快感が増すことになる、しかしduraceハブの効果と思われが回転の落ちが非常に少ないので急坂でもない限りはあまりトルクを要求されずに乗ることができるというわけ。

そんなわけで飯能の三上さんのショップにより(しまってたけど)秩父神社まで往復。やはりこれだけ長期の病気のあとだと体は思うようには動かないがそれでもまあまずまずという感じの往路。しかし復路では右膝が蓄積トルクを超えて匍匐前進モードでの走りを余儀なくされてしまった。やはりトルクが乗った状態では非常に良好なハブ性能を発揮できるがそこに至るまでという意味では少し走りが重いように感じた。ただグリップはいい。それでいてバンクというか横方向の操縦性も非常に高い。たまに意図せずに左右に動いてしまうように感じることもあるくらい。

結論から言うとnotubeとduraceハブはある程度足のある使い手に取っては短中距離のレースに最適ではなかろうか。逆にこれは高性能ホイールすべてについて言えることだが足がないかペダリング効率の悪い人には向かないと思われる。そういう人はもっと重いリムのホイール、グリップレベルがもう少し低く鈍いタイヤを使うべきである。ただしハブは足に関係なくduraceが良いと思われる。