山岳資源博覧会

とりあえず下諏訪市街を観光すると霧が峰方面を攻め、車山、白樺湖あたりをラウンドアバウト。ここでとても奇妙に感じたのは、アレ、なんか終わってるなこれということ。特に白樺湖湖畔はほぼ廃墟。
それでも自然は素晴らしくこの地域は南北アルプス八ヶ岳そして富士山までが一望できるヤマや垂涎の地形で、その点に関して一転のけちもつけようがない。特に近くの八ヶ岳は刻一刻と雲が山肌を削り取り姿を変えていく。北アは逆に安定して距離とその間にある空気を感じさせない。神々しい感じ。南アは地理的にはもっとも威圧感のあるたたずまい。高度と距離が絶妙でリアリティに優れる。
それほど遠くない場所にこれだけのスポットがあるというのは何かに感謝すべきなのかも知れない。だってオーストラリア人でさえエアーズロックを見ようと思ったら相当の長旅をしなくちゃいけないんだから。

けどひとつ勘弁してと思うのは、フォッサマグナという名称。ちょっとそれは、ないんじゃないの?