ネコ、ラストラン

ついに206を手放すことにした。ので最後にツレをむりやりひっぱってドライブに向ったのは陣馬山下の和田峠。サイクリストやハイカーにとっては都下随一の聖地。

山にしては割高な駐車料金もま、仕方ないかなと思えるくらい景色は良かった。ガスることなく富士山の眺望も得られ日差しは初夏のものだが木陰は天国だった。インドア派は室内が快適であれば良いのかもしれないがアウトドア派は木陰こそが定位置(まあたいていはアスファルト上にいるわけだが・・・)

行きの高速が空いていたので帰りは下で帰った。どちらも常識的な範囲だった。陣馬山やはり初心者にはお勧め。

最後は81825km。買ったときが64000kmだったから3年間、18000kmの飼育生活だった。
ハイオクしか飲めないグルメさとあらゆる国産車に負ける出足の悪さ、見切りと車体感覚の不自然さ、と正直なところびみょーな感情もあるがそれでも手放すとなれば寂しいもの。
青森から熊本まで走ったし、たくさん写真も撮ったし。買取店によると販売ではなく廃車になるようだががこの内容なら仕方ないかなとも思う。

フランス設計、イギリス生産、日本で生涯を終える事になる鋼鉄のネコよ

ありがとう。さようなら。