気が付けば同じ道

昨日深夜まで作戦計画を立案していたので(酒を飲みながら今日どこに行くべきか考えていたので)、今日は二日酔いです!<挨拶

本来であれば二日酔いでヤマなど言語道断だが、あまりに天気が良いので電車に飛び乗った次第。今日のプランはJR青梅線奥多摩線の御嶽駅から西武鉄道秩父線吾野駅へ至るウルトラロングコース。すでにJR中央本線⇔JR五日市線⇔JR青梅線奥多摩線は達成していたのでそのラインを北に伸ばそうという意味の分からない目論見だったのだが。

まず最初に言っておくと、良い子は(基当職のコースをトレースしたという話は聞いたことがないが)真似してはいけません。特にこの季節は日が短いのでスタート時間によっては非常に危険です。

トータル距離は結果28km。自転車では取るに足らない距離だが自分の足で主に未舗装の山道を踏破するには過激な距離ではある。スタートは御嶽駅11時。棒ノ嶺15時、名栗湖16時、子の権現17時、西吾野駅18時。作戦行動時間7時間であった。本当は西吾野駅に行くなら子の権現からの距離をあと2?ほど縮められたのだが、残念ながら登山道区間が含まれていたので日没後は遠回りをせざるをえなかった。

恐ろしかったのが日没後の2時間弱。何しろ山は日暮れが早い。暗い山道を一歩先の地面だけを見つめながら歩くのはまさに精神修養だった。山道、登山道が終わり舗装路になっても、街灯が登場するのはしばし先。暗闇の林道をLEDライトを頼りに歩いたが、幽霊の正体見たりという感じで、当職のような怖がりが歩けば幽霊の10匹?や20匹簡単にであってしまうだろうという程度。だがこれもいい経験だった。結局本質的な危険はなかったのだから。

何より精神を蝕まれたのが先週と同じ道を最後にとおったこと。最初はあれぇなんか見たことのある道だなぁ。ここらへんはどこも同じつくりなのか…とか考えながら歩いたがどう考えても先週と同じ地形。疲れているときにこれは堪える。

そのごツレのリクエストで六義園の紅葉ライトアップを見に行ったが紅葉自体は大したことがなかったがライトアップというのはいわば超常現象と同じ。後光が差しているみたいなものか。人工的なのだけど。とにかく良かった。