日本で味わう、日帰りの”カイガイ”

恒例のもてぎmotoGPへ。今回は台風で天気が読めなかったこととプラスアルファの事情により結局二日間の日帰りとすることにした。
朝早起きしてももてぎにつくのは10時過ぎ。何故か?外環を80で走ると視界がゼロだったから。前を走る車の尾灯が水しぶきで見えないのだから危ないっていうレベルじゃない。ライッコネンの名言「前が何も見えない」ってやつだ。
気温は道中の高速で8度。10日ほど前に真夏日があったなんて信じられない話しだ。
で、サーキットに着くと人はまばら。まあ薄々想像はつく。もてぎは高低差が大きいから日本で言う普通の雨が降ってしまうとバックストレートエンドなんかが特に非常に危険で走れないはずなのだ。特に二輪は危険だ。
そんなわけで走行は午後も遅くになってから。全く、なんてこった。2時間ちょっとのセッションを見るために往復6時間以上かけるのだから。しかしそれでも見る価値はある。
何しろそこは間違いなく”カイガイ”がわざわざいらっしゃっているわけなので。

それもただの”カイガイ”じゃなくて、究極の”カイガイ”なわけで。

その意味が良くわからない方は以下の写真を見ていただきたい。
コレは転倒する途中の写真ではない。毎周回この状態で大体80km/hくらいで飛んでいっている。素人の皆様、これ、こけてるようにしか見えないでしょう?にわかの皆様、これ、通常はコケている写真と認識した方が良いですよ。玄人の皆様には、何も言うことはないけれども、このバンク角。これ以上無理だって。そういわれて早5年。ヒザすりからヒジすりに代わったけど、次は肩、頭か?いずれにせよもはやこれは超常現象の部類だ。いやぁ”セカイ”っておそろしいもんですね。