知の牢獄

最近図書館によく行くのだが、本当に大量の本がある。何万冊所蔵の超巨大図書館ではなく公民館に併設のような小さな図書館ですらそうだ。おそらく一生かかっても公民館併設図書館の蔵書ですらすべて読みきることなど到底不可能だろう。
さらに書店で目にする本は非常に少数で、そのような本にもすばらしいものがたくさんある。つまり、ここは本来有効に使用されるべき情報が閉じ込められた牢獄であり、書店はマーケティングにより選択肢を狭められた”売りたい”本の置き場でしかないということだ。
が、書店は金を払い、図書館は無料だ。かたや長時間選んでいるといやな顔をされ、かたやどれだけいても静かで快適だ。いればいるほど本屋で本を選ぶことが馬鹿馬鹿しく思えてくる。まぁ特定の種類の本は本屋でしか買えなかったりするのだが。

なんなんだ、これは?

俺が間違っているのか、出版の仕組みが間違っているのか。