グランフォンド上高地

こんなタイトルにしてしまったが、上高地グランフォンドのコースになる事は決してないと思う。乗鞍ヒルクライムのスタート地点でチームおよび関係各位を見送った後、おもむろに乗鞍高原を後にし上高地へ向かった。最初は下り。もう爽快だ。けどこれ帰りには登るんだよね。。。いやいやいやそこは考えない事にしよう。あーあー気にしない気にしない。
下沢渡の交差点を左に折れるといよいよクライムの開始だ。が、困った事にトンネルのオンパレード。しかも路面はすこぶる悪く端は凹みが大きくなっているので端に寄る事ができない。寄ったらたぶんイク。日差しは強く気温も20度後半。途中休憩しながら上を目指す。休憩!?信じられない。自分が登坂で休憩するなんて。正直大して速くはないが止まるようなサイクリストじゃなかったんだけどね。
そして極め付けが一般車両通行禁止地点からののぼりのトンネルだ。入り口には斜度11%、壁のようなトンネルが見える。路面は悪くはない、むしろこんなへんぴな観光地にもったいないほどお金をかけて作られた最新の設備だ(実際一般車両が通れないというのだから自動車税では作られていないのだろう。きっとバス料金が高いのはソレが含まれているんじゃないだろうか)。こちらもひいひいいいながら登るが、トンネルの中はかなりキツいS字のカーブが連続しており先が見えないなかバスやタクシーのエンジン音が狭いトンネルの中にこだまする阿鼻叫喚なコース。ファンライドとはほど遠い過酷なサイクリングだ。

ソレを抜けると大正池の息をのむ奇麗な景色や穂高の絵画のように美しい稜線を楽しむ事ができるのだがいかんせん過程がヤバい。ヤバすぎる。
きびすを返しりんさんと合流すべく乗鞍高原を目指すが案の定最初にこれはヤバいなと思っていた坂に手こずり息も絶え絶えに広場で合流。

白骨温泉の混浴露天風呂とソバを楽しみ帰路についたのだった。結局これでもかっていうほど渋滞に巻き込まれたりしてアレだったのだが・・・

今日のまなび
・30でも50でも速い人は速い
・練習して速くなる保証はないが練習しないと確実に遅いまま
・坂はごまかしがきかない。だから面白い。