DW12がかなりイケてる

2012年度、インディカーシリーズのシャシーが刷新されたが、このデザインがかなりいけてる。ローノーズにタイヤ幅いっぱいまでのフロントウィングがつき、モノコックはコークボトルのシンプルなライン、そしてサイドポンツーンがモノコック側に削られ2011年のマクラーレンのようになっている。さらにリアタイヤにかけてはボディ一体のフェンダーがつけられている。もう少しコクピットが後ろにオフセットされればニューウィが加入したころのマクラーレンのようなデザインになるんじゃないだろうか。
インディーカーシャシーワンメイクなのでこのベースシャシーのできは非常に重要だ。今回のようにがらりと変るのは3〜5年に一度、びみょーなできのものが採用されると3〜5年我慢しなければならない。ましてやこの不況だ、フォーミュラニッポンのように交換時期になっても交換凍結ということだって普通に起こる。ベースがいまいちだとカラーリングでごまかそうとしても限界がある。今のフォーミュラニッポンがまさにそれ。逆にF3マシンの方がレーシングマシンっぽく見えたりするものだ。
このシャシーは故ダンウェルドンが開発したいわば形見のようなものだが、このデザインだったらシリーズ全体が盛り上がるんじゃないだろうか。インディ500マジで見に行こうかな・・・