北海道隼ツーリングDAY2

小樽で下船したのは5時近く。とにかく寒い。北海道を体の芯から実感する。朝から食事できるはずの食堂は大混雑で断念した。そのまま小樽水族館へ。まさに”あのシーン”。そのものの景色。市街地から近くてびっくりした。しかし、財布落とすか?
感動のあまりきびすを返して旭展望台へ。海から急坂を登るとさらに登山道のような林道に入りしばらくいくと展望台。ここが人類終焉の地なんだけど、どんよりした雲が小樽の町を被っている。先客は地元の?ハイキング中年の集団。ちょっと雰囲気が。天気はむしろ曇りでよかった。晴れ渡っていたらあのどこまでも暗いストーリーと合わないじゃないないか。
旭展望台でもう少しゆっくりしたかったがいつ天気が崩れ始めるかわからなかったため、北へ向うことにした。石狩市街を過ぎ、留萌、増毛を過ぎてオロロンラインに入りおにぎりとリボンシトロンの微妙な朝ごはん。そしてニシン丼で口直し、直後雨が降り出す。冷たい。とにかくキツイ雨。天塩の夕映えの湯という郵便関連の施設?で温泉。寒い時には温泉だよ!なにやらイベントをしていたようだが素通り。雨はやまず。すぐにサロベツ原野に到達する。この時点で利尻礼文は見えず。諦めて原野に入る。散策できる木道があったので歩いてみたが雨は降ってくるは、靴はすべるわ、途中で撤退した。やれやれ。
ここで海沿いを諦め内陸の道を通って宗谷に行こうとしたらトナカイ牧場の標識が。標識に従って走り出したはいいが、その後のガイドが不十分で多分こっちかという感で走りトナカイ牧場へ。200円で餌を買い、手から食べさせることができる。鹿だと手から直接餌をあげるのはムリがある。たまたま隣に合った話題の原子力研究施設をそれと知らずに見学。地層処分の試験施設らしい。500m掘るのか。
その後宿を目指すが雨は土砂降り。とにかくきつかった。寒い寒い寒い。稚内の町はまだかと何度念じたか。町に入ってもなかなか休める場所はない。結局ラーメンとうに丼を中途半端な
時間(4時過ぎ?)に食べることに。そして最後のひとふんばりで宿に到着。宗谷岬は人影もまばら。気温は12度だとか。のちにコレはまだましなほうだとわかるのだが、熱中症を心配して40度50度を想定していただけにもうこの寒さには笑うしかなかった。

ゴールオド:51758km
本日の走行:406km
トータル走行:721km